pixivに投稿している、赤薔薇の君と、白薔薇の姫君( https://www.pixiv.net/novel/series/1420524 )の2話を書きます。
何書くかまぁ今回も決めてないです。
太字部分は、どうしてその文章を入れたのか?の解説です。
前回の振り返り:
・夢主、リドルくんと会う
今回書くこと:
・夢主、トレイ・クローバーに出会う
・町並みや迷子感の掘り下げ
・レイシー(Laice…Alice)の掘り下げ
ざっくり枠組みも決めたので書いていきまーす
振り返ってきました リドルと解散したところで終わっているので次の日からですね(極端)
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 白薔薇の姫君を迎え、ラビット=ホワイト=クラブ伯爵家の人々は、主人からスカラリーメイドまで誰もが多忙を極めていた。
(解説↑一番えらいひとから下っ端まで、の表現)
 何しろ屋敷で新たに預かるのはただの貴族のお嬢様とは訳が違う。いまこの時、この家でお過ごしになられているのは、王家の由緒正しい血を受け継ぐ正真正銘の姫君なのだ。何か間違いが有れば飛ぶのは主人の首である。
(↑上から下まで大騒ぎしている理由と、きちんとやらなければどうなるかの示唆)
 長らく、この屋敷の主は独身の青年ただ一人。
↑さらに、大騒ぎしている理由の補強
 したがって、この屋敷で働く誰もが「10代半ばの尊き少女」が過ごすための心配りをせねばならなかった。客間の調度品を年頃の姫君に相応しい物に総入れ替えし、側に控える予定のメイド達は服や化粧の流行りを追いかけ、シェフは軽食からデザートまでメニューを研究し直した。
↑具体的にどんなことに騒いでいるか想像させるための文章
 何しろ、姫君は遠い輝石の国から祖父母と離れ、たったひとりでやってくるのである。高貴な姫君が何を言い出したとしても対応できるよう、執事やレディースメイド、コックの間では綿密なオペレーションとマニュアルが練られることとなった。
↑姫君について使用人たちが知っている情報を、読者と共有するための文章
 そうして伯爵家含め屋敷中が精神をキリキリと張り詰めて迎えたレイシー・ブランローズ姫君であったが、いざ屋敷に迎えれてみれば、姫君は非常に穏やかで優しいご気質であられた。
↑ここでようやく、使用人たちと読者のレイシーに対する見解が一致する
 姫君は屋敷の主たるラビット卿によるささやかな歓迎の夕餉も好き嫌いなく平らげ、寝間着が気に入らないとか枕が合わないなどとぐずることもなく健やかにお眠りになられたので、使用人の誰もが安心した。
↑1話のあと、レイシーがどう過ごしたか。後でレイシーの様子の描写を、もう少し人間関係がわかるように描写する。ごはんがおいしそうな様子や、ラビット卿との会話の様子、姫君の人柄の良さを使用人が感じたことがわかるエピソードを、さっくり挟むことで読んだ人が想像しやすいようにする。
 ―――― ひと晩が明けるまでは。
↑話の転換。2話の本題へのつなぎ。ここはさらっと一文のままで良い。ページ切り替えを挟むかも。
(いったん読み直してます)
ここまでの文章は、1話の終わりから2話の本題へのつなぎです。次の日の朝のことを書こう、と決めたので、1話の終わりから次の日の朝までに起きたことと、初出となるラビット卿の邸宅の情報を読者と共有しています。レイシーは王族に連なる人間なので、ラビット卿本人以上にラビット卿の家のひと(使用人達)が張り切って、張り詰めてその用意をしていた描写を取り入れました。どんな人が来るんだろう、と構えていた使用人たちを拍子抜けさせるレイシーの人柄の良さをもう少し補強したいところですが、それは数時間後のわたしに任せて、いったん流れをこのまま書いていきます。(どこに何を書き足したいかは、基本頭の中で覚えておきますが、今日はこのタイミングでメモしておきます)
では、続きを書いていきます。
 時刻は、朝8時。ラビット卿の執務室にノックの音が響いた。トントントン、と、丁寧というよりは急いたリズムで響いたそれに、ラビット卿は眉をしかめた。
朝から働いてるのは前日レイシーの面倒を見ていたからです。あとラビット卿は騎士なので規律正しい生活をしているという描写。
 5cmにもなる厚さの書類を片付けようと手にしたペンを置いて、「入れ」と短く告げる。
書類が厚いのはレイシー絡みの報告書込。がんばれラビット卿。
 すると、珍しくも額に汗をかき息を乱した家令がガチャリと大きな音を立てて飛び込んできたので、これはただ事ではないと目を眇める。
イレギュラーである描写。前段落の急いたリズムのノック、汗、息を乱す、ガチャリという音。ただ事ではないことをたたみかけていくぅ。
「御主人様、ご報告が。」
「……何だ、姫君がいなくなりでもしたか。」
 家令をからかう冗談のつもりであった。
冗談とか言うんですねと思いながら書きました
 が、サッと顔の色を失う家令の様子に、ラビット卿はため息を吐き、片手で額を押さえる。
「つい今しがた、レディースメイドがお部屋に起こしに参った時には、もうベッドはもぬけの空でして。」
「……分かった。捜索隊を出す。今時点で動ける者は全員姫君を探しに出ろ。」
「は、かしこまりました。」
 バタバタと、らしくない足音で駆けていく家令の背中を見送って、ラビット卿は低く唸る。
「……あのお転婆め。」
少女に振り回されて困ってる(ちょっと怒ってる)騎士、性癖です
 思い返すのは、少女のこえ。
 まぁ、あなたも遊んでいるつもりで居てくださったの?
1話とのつなぎ。ハンバーグでいうパン粉。
 少し澄ました、けれども幼さの残る言葉を思い出す。
 あの時はこちらをからかっているだけだと思ったが、もしかしたらあれは冗談ではなく、ほんとうに遊んでいるつもりだったのかもしれない。
 であれば、今度のこれはかくれ鬼か。
レイシーの少女性と、振り回されてるラビット卿の描写。趣味です。
 ラビット卿は壁にかけた剣を一本手に取ると、すぅ、と意識を集中させた。
 その柄に嵌った魔法石がぼんやりと熱を持ち、発動した探索魔法は黄金の光を放って、やがて四角い輪郭を持つ。成した形は、小さなドアである。黄金のドアノブには顔が有り、くあぁ、とあくびをすれば、その口から光の粒がきらきらと舞う。ラビット卿はそれを窓から外に開け放ち、続いてあくびをしたドアノブの口の中を覗き込んだ。
 狭い視界に、レイシーの白いワンピースの裾がひらりと映り込むのを確認して、自身は窓の外でくるくると、なにかを探すようにしている光の粒を追いかける。
魔法の世界なので魔法の描写を挟んで行きたくなりますね。でも魔法の描写って、頭の中にあるムービーのCGを口で説明するようなものなので割と何回も練り直します。たぶんここも後で加筆なり修正すると思います。ただ、どんなふうなのかとりあえず自分にわかるように書いておくと、後日(数時間後)のわたしがどうにかしてくれるので、最低限を描写していきます。
「まぁ良いさ。―――― また私が鬼だと言うのなら、捕まえて見せるまで。」
場面転換の時の最後にかっこいい一言を言わせるのが好きです
[newpage]ここでページ区切り。
ここからやっとこレイシーパート。
迷子のあの子の冒険です。
 一方その頃、レイシーは朝の住宅地をのんびりと歩いていた。
 ラビット卿のお屋敷は、大変な高級住宅街の一角に広大な敷地を誇っていたが、一般人として暮らしていたレイシーは自らの足で普通に正面の玄関から庭へ、庭から正門へ、正門に門番が立っているのを見ると木を登って塀に飛び移り、ぴょんと外へ飛び出した。
 ラビット卿が怒り狂う姿やら冷静にこんこんと説教される未来やらが浮かびもしたが、それはそれ、これはこれなのである。
 どちらにせよ、レイシーがこうやって抜け出したので、既にお屋敷は騒ぎになっているだろう。数時間後にはきっとラビット卿につかまっているだろうから、レイシーがどんな心配をしても無駄なのである。
 そうして割り切ってしまえば、ラビット卿がどんな風にレイシーを叱ろうと、レイシーの好奇心を押し止めるには至らない。
 レイシーは白いワンピースを翻して、レンガ敷きの歩道をのんびりと歩いた。何しろ早朝である。レイシーの他に歩くひとも車もおらず、しんとした街を独り占めしたような、そんな特別な気分になった。
 それにしても、きれいな街である。
 昨日は何も分からぬままラビット卿の用意した車であっちこっち移動して、言われるがまま食事をして就寝したが、ここは薔薇王国。レイシーにとっては新しい、見知らぬ街。
 何とも言えないような、曇ったような天気。懐古主義を感じさせる、古びたレンガ敷きの道。しばらく歩けば塀の続く家が減り、家々を彩る庭園の美しさがレイシーの目を楽しませた。生き生きと咲いた花々がまるで歌うようである。
 歩いて辺りを見渡しているだけでも、何となく楽しいような、そんな気がして。レイシーは、どんどんラビット卿の邸宅から遠ざかるように歩き続けた。
 その小道が目に入ったのは、偶然である。
 家と家の塀の隙間に、人ひとり分ほどの小道がある。
 それはもしかして私有地なのかもしれないけれど、レイシーは好奇心のままにその道に足を踏み入れた。
 もしかしたら、こんな細い道には猫がいたりするのかも。
 
いまここからどうやってトレイとエンカウントさせるか考えてます
 頭の中に浮かんでるのは、職人の朝は早いトレイ(実家のケーキ屋の下ごしらえ中)がレイシーに見惚れてる間にレイシーが塀やら木から落っこちてクローバー家の庭に落っこちてくるみたいなボーイミーツガール的な 天使が空から振って来た的な画なんですけど
それはレイシー視点ではなくトレイ視点で書きたいな!?というおきもちなうです
 おなかすいたのでいったんお夕飯言ってきます!
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ななし@14b484
がんばれ〜
53:45
マビ
コメントありがとうございます!元気にたのしくがんばります~
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向き
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赤薔薇の君と白薔薇の君(解説しながら書きます)
初公開日: 2021年04月25日
最終更新日: 2021年04月25日
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pixivに投稿している、赤薔薇の君と、白薔薇の姫君( https://www.pixiv.net/novel/series/1420524 )の2話を書きます。