概要
初めてなので、変なところあったらすみません。
プロットなしのぐだぐだ作品です。
心の声
自分の心の声を書きます
なんだこの項目
書き始めるよ~!
初手から誤字った
最初はノートに書いたものを書き移すだけです。
これ何言ってるか分かりますかね。分からない気がする
まあいいか
ここらへん分かりにくいんだよな
なんせ特殊な設定のもので
「?」ってなりそう
疑問符とかビックリマークってあんま使いたくないとこある(執筆での好み)
Leciamの戸惑いをまるで書いてなかったのでここからアドリブで加えます
咥えるって変換やめなさい
いや難しいな
作品の人間ですとか言われても普通にショックだろ 冷静になれ(?)
何を言い始めたLeciam!証明できるんだろうかこんなの
えーと
なんかいい魚あるかな
ぐぐってみよ
Leciamはなぜネオンテトラが好きなのか考え中
これ面白いな、着地点が全然分からないけど
ここからは下書きがあるのですらすら書いていくよ~
ご飯食べに行こうかな。キリがいいのでここまで。
お疲れ様でした。
本文
────────────────────
 ──Leciamは設定である。キャラクタである。虚構である。
────────────────────
 人口のある都市のはずれを歩いていると、人気のない建物に辿り着くことがある。その建物は、人に認知されているのか、されていないのか、いや恐らく認知されているのだろうが、人々から何だと思われているのか、Leciamにとっては想像もつかない。
 Molteaの教会もそうだった。低い木々に囲まれ、ひっそりとした空気の中神秘的に佇んでいるが、立ち並ぶ家々の延長線にあるお陰で、平凡な雰囲気に溶け込んでしまっている。
 散歩がてらに教会の前で立ち止まるが、周囲の建物と比べ異質であるのにそれを感じさせない存在というのが、また異様だった。
 しかしこの教会に入っていくことは、平生の日常を壊すようで、恐ろしかった。
 ところでこの小説を書き始めたからには、まず主人公であるLeciamに教会へ行ってもらいたいのだが、Leciamのキャラクタがそれを拒否するため、私は「直接」頼むことにした。
 Leciamは内向的で魚と貯金が好きな、教会とは何の関係もない学生である。もしLeciamが写真愛好家だったり、オカルトマニアであったなら、教会へ行く理由もあるだろうが、彼はそうもいかない。突然教会へ行かせると、読者に違和感を抱かせてしまうだろう。私は彼に教会へ行く理由を作らなければならないのだ。
 そういうことで、Leciam、聞いているだろうか。
(お前は一体何なんだ……)
 Leciamは言った。その目にはありありと動揺の色が浮かんでいる。恐らく私が突然Leciamの頭に「話しかけた」ものだから、この現実を受け入れられていないのだろう。……私は彼が落ち着くまで待つことができる。穏やかな声で宥められないのは残念だが。
(お前は一体何なんだ。僕に話しかけただと。お前は僕の妄想か)
 違う。むしろLeciamが私の妄想なのである。加えて、私は別の存在の妄想から生まれた人格なのである。しかし気を落とすことはない。Leciamは確かにこの作品の、この世界に存在している。ただ、教会に行かなければならないのだ。そこは予め決められている。
(僕が妄想の産物だって)
 Leciamが信じられないというように言う。ああ、そんなにショックを受けないでくれ。私は別に君を苦しめたくはないのだ。ただ事実を言っただけなんだ。
(事実を言っただなんて、それこそ傷つくだろう。お前は気遣いができないやつだな)
 キャラクタにそんなことを言われるとは。執筆者たるもの、キャラクタの心理は常に把握しておかなければならない。私は深く自省した。
(でも、そんなことを言われても俄かには信じがたい。僕はここに存在し、呼吸をしている。床の隅に落ちている僅かな埃すら見ることができる。それなのに、この世界が誰かの妄想の中にあるだって。神の妄想と言われれば、まだ納得だけれど)
 まあ、君は所謂作品の中のキャラクタなのだから、その作者を神と呼んでも差し支えはないだろう。そして、床の隅に落ちている埃は、私が描写すればいいだけだ。
(君の存在が僕の妄想ではないということ、証明できる?)
 なるほど、そう来たか。では、Leciam、君が欲しいものを挙げてみなさい。今からそれを描写してみせよう。
(ネオンテトラかな。昔、本で読んだんだ)
 ネオンテトラ。メタリックブルーを纏った熱帯魚だ。水質の悪化にも強いため、初心者にはうってつけの魚だろう。しかし、本気で飼う気はあるのか?
(本気で飼うのはちょっと……生き物を飼ったことがないし、自信ないな。ただ見てみたいだけなんだ。どんな姿をしているのか、さ)
 私が今執筆している世界には、写真というものが存在しない。Leciamは幼少期に読んだ本から、ネオンテトラを知った。「光沢のある身体で水中を照らしている……」という描写より、幼きLeciamは興味を持った(残念ながら、ネオンテトラは自ら発光することはできないのだが)。
(え、そうなの?)
 そうなのだ。いや、それは大きな問題ではないのだが。描写するにあたり、ここにどういう形でネオンテトラを出現させるかという問題がある。水槽に入れてもいいのだが、この世界には水槽というものがない。私が勢い余って水槽なんか描写したら、この世界観が壊れてしまう。まさか、この部屋に川を出現させるわけにもいくまい。
(だったら実物じゃなくて、前に読んだ、ネオンテトラの小説とかでもいいよ。あれ、どこかにいっちゃったんだよね)
 了解した。座り込んだLeciamの傍には、かつて失くしたはずのネオンテトラの小説があった。摩耗し、色褪せているが、それは確かにLeciamが親しんだものであった。
(どうせなら、綺麗な状態で書いてくれればいいのに)
 そうすることも確かにできるが、リアリティは損なわれてしまうだろう。それに、新しい本を描写したところで、「それがなぜ新しいのか」というところを書かなくてはなくなる。それはさすがに手間である。
 それより、本題に入りたい。これで私が執筆者であることが証明された。Leciamが教会に行く準備が整ったということだ。
(どうして教会に行かなければならないんだ。そこで何が待っているというんだ)
 行かなければ、物語が進まないのである。再三書くが、私はこの世界の筆者である。私が書こうとしなければ、世界は停滞したままになる。Leciamの学校は始まらないし、部屋から一歩も出ることができない。Leciamが教会へ行くことはプロットで決定されている。これ以上の理由があるだろうか。
(そんなこと言われても……教会の敷地へ勝手に入るなんて嫌だよ。もしそうさせたいのなら、そこに何があるのか教えてほしい)
 それこそ、興醒めというものである。これから起きることを、キャラクタに教えてどうすると言うのだ。これから起こる出来事への喜びや悲しみ、驚きがなくなってしまう。そんなシナリオは、執筆者として認めることはできない。
(なら、僕が出来事に遭遇したときに、感情を描写すればいいだけだろう)
 だから、それでは感情の理由を書くのが煩雑になってしまうではないか! 物事は必ず理由があって成り立つものだ。納得できる理由がなければ、読者の心に訴えることはできない。
 何故だ、何故Leciamはここまで強情なのだ。私はLeciamの性格を見誤って、ここまでの進行をしてしまったのだろうか。いや、そんなことはない。キャラクタの設定が確立しているからこそ、Leciamは戸惑いを憶えてしまうのだ。つまり、私はキャラクタを尊重している。ただプロットとの乖離が起きてしまったのだ。
(何やら、考え込んでいるが。僕ではなく、別のキャラクタに教会へ行かせればいいだろう。もっと、教会を好みそうなやつらに)
 私もそう思うが、Leciamの視点で、Leciamが魚と貯金好きと書いてしまった以上、その前提を覆すことはできないし、Leciam抜きで物語を進めると、Leciamの描写は何だったんだ? ということになる。そうすると、Leciamの描写に理由がなくなり、プロットが破綻してしまう。
 そうだ。別の人物に登場してもらえばいいのだ。Leciamに友達はいるだろうか。
(友達はいない。というか、この街は商人の街で、あちこちを転々としている住人が多いんだ。同年代で引っ越しがないのは、地主の家の僕と、図書館長の娘Viviola。でも、あいつとは気が合わないし……)
 気が合わないのなら、猶更結構じゃないか。そういう人間関係を書いていくのが小説の醍醐味というものだ。Leciam、変化を怖れるな。変化があるからこそ、人生にドラマが生まれるというものだ。
(人生にドラマなんか、求めていないけど。それに、Viviola、あいつは……)
 Leciamが抗議の声を上げたが、執筆者の権限で省略させてもらおう。Leciamのシーンは一旦区切りとし、Viviolaの描写に移りたいと思う。
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文章リハビリ
初公開日: 2020年07月24日
最終更新日: 2020年07月24日
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