1年という任期はあっという間にに過ぎそうな勢いで、既に残り3ヶ月という時期まできていた。
9ヶ月の間様々な地方を見て回り、人々や独自の生態を持つポケモン達をたくさん見てきた。やはりどの世界でも様々な事情は抱えてはいるものの、大きな紛争はないとても平和な世界という印象が固まっている。
そのおかげかはわからないが、道行く人々もとても温かい人ばかりだった。子供が旅をしていてもおかしくはないので、15歳程度の体になった私を不審がる人がいないのはとても楽だ。
当初の予定より大幅に時間を余らせた私は、悩んだ末に一番気に入った地方へ戻ることにした。暑すぎず寒すぎず、でもどちらかといえば暖かい方がいいなと考え、ホウエン地方へと舞い戻った。
最初の頃に訪れたホウエン地方は足早に駆け抜けてしまったし、1ヶ月程度かけてもう一度ゆっくり見て回ろう。残り2ヶ月も他地方で同じように過ごしてもいいかな。
そんな気まま旅をするにあたって、今度は行ってみなかった所もじっくり見ていくので、ふと目に付いた洞窟へふらりと立ち入った。
野生のポケモン達が目に入るものの、本能的な危機察知能力からか牙を向くような真似は一切してこない。すれ違いざまに優しく触れ合う程度だ。
「お嬢ちゃんもトレーナーかい?」
「そうだけど、今ちょっとバトルする余裕がないんで見逃してください。この洞窟抜けるので精一杯なんで…」
「流星の滝は入り口と奥じゃ、野生のポケモンの強さも全然違うからなぁ。回復の道具わけてやるから、気をつけて帰れよ」
「わ、ありがとう!もっと強くなったらバトルお願いするね!」
「いつでも待ってるぞ!」
ギリギリおじさんとまではいかなそうな男性が見逃してくれたので、口約束を結んだもののきっと叶わないだろう。任期を終えたら私は消えるし、皆の記憶にも戻らない。
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動作確認兼少しpkmn夢
初公開日: 2020年07月19日
最終更新日: 2020年07月19日
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コメント
pkmn夢を少しだけ(特殊設定有り)
パソコンが逝ったのでタブレットでの確認