(※ていうか遅筆です)
予想を裏切られたときって反応に困るよな。わかる。だって今皆凍っちゃってるもん、たった一人笑ってるそいつ以外は。
毎年恒例の忘年会。集まった面子五人(人数変更可)で駄弁りながら高校の頃の思い出を語ったり最近の愚痴を吐いたりと、言っちゃえばフツーの、でもそこそこに羽目は外して楽しいな的なことをしていたわけなんだけど。いつもならわりと聞き役に回るはずの辰亮が妙にうずうずしてるもんだから、俺がうっかり聞いちゃったんだよな。「なんか良い事でもあったのかよ」って。
東京に行ってからの辰亮は、こっちに帰ってくる度いつも上司の愚痴ばっかだったから、もしそうであってくれれば俺も嬉しい。って言っても、その愚痴も結構楽しそうにあいつは話してるんだけど自分ではわかってないんだろうな。
「おっ!? 聞くか、聞きたいか俺のイイコトを!」
そんなに聞きたいなら仕方が無い、と椅子に脱ぎ捨てていたコートからスマホを出して辰亮は高らかに宣言(の意味を辞書でひく。違ったら直す)した。
「やっと上司と和解したんだ!」
そりゃあ良かったな、とか、おめでとうだとか言おうとして突き出された画面を見たんだよ。俺含め全員。なのに何だあれ、画像間違えて出されたのかと思ったわ。
「つ、通報……?」
ようやく口を開いた()がそう言ったのも仕方無い。まさか満足気な辰亮と知らない男、しかもベッドに寝てるし泣き濡れてる奴のツーショなんか見て他にどんな言葉が出るってんだ?(要修整 2文)
「なんでこれ見て通報になんだよ!」
「いや締め落としてるだろ、どう見ても」
「てか上司の話は? 女じゃなかったん?」
「だから寝てるこのひとがそれだって。俺、そんなこと言ってないだろ?」
「言ってたし少なくとも和解じゃねえよ……」
「マジかお前ら、どこに目ェ付けて言ってんだ……? 滅茶苦茶ハッピーそうだろこんなの」
「お前だけな」
面白いほど噛み合わない会話の隅で、さすがに何かが間違ってるんじゃないかと気付いた。少なくともこいつの上司が「可愛い」という話は前に聞いていたからこそ俺らは女だと思ってたんだ。画面の中の気絶してるこれは……。駄目だ、よく見たって何にもわかんねえや。
「」
(詰まったのでここで終わります!見て下さった方、ありがとうございました……)