とりあえずお題出しやすいように履修ジャンル書いておきます。
twst・コナン・えふご(ガチ勢ではない)・まいるま(15巻ぐらいまで)・鬼滅(本誌勢ではない)・即興でいいなら一次創作でもOKです
おすすめの作業用BGMとかあったら教えていただけると嬉しいです。
コメント来るまで自分で捻り出したお題でなんか書いてます。
*クロワッサン(twst ジェイド夢)
※プロット既に立ててます
レタス、トマト、卵、牛乳、ケチャップ、バター、ベーコン。そして一番大切なクロワッサン。全て抜かりなく揃っていることを確認して、料理を始める。…まぁ、時間もないしお決まりの簡単料理だけど。
卵を割って牛乳、塩胡椒を少々加えて溶く。どうせ食べるのは私だけなのでざっくりで構わない。…と、クロワッサンをトーストするのを忘れていたので急いで浅めにトーストする。クロワッサンは他のものの準備が終わるまで放置だ。
温まったバターを引いてあるフライパンに卵液を入れてスクランブルエッグを手早く作る。オムレツだったり卵焼きだったりするとテクニックが必要になるけど、スクランブルエッグはただ混ぜるだけなので精神的に楽だ。
できたスクランブルエッグは皿に避けておいて、今度はベーコンをじっくり焼く。個人的にベーコンの油でスクランブルエッグを作るのも好きなのだが、今日はバターの気分だったのでそうした。とにかくベーコンをカリカリになるまで焼いたら今度はキッチンペーパーを敷いた皿に避けて油を切る。
スクランブルエッグとベーコン、クロワッサンを冷ましている間にレタスとトマトを手早く処理する。どちらも洗って適当な大きさに切るだけ。レタスとトマトの処理が終わったころには全て準備はできていた。
クロワッサンに切れ込みを入れて内部にバターを薄く塗る。そうしてレタス、トマト、ベーコン、スクランブルエッグ、ケチャップの順番にさっと挟み込めばクロワッサンのサンドイッチの完成だ。自分が作るサンドイッチの中で一番美味しいのはこれだと思っている。…しかし。
「作りすぎたな…」
スクランブルエッグの量に合わせて他の具材の量を調節したらクロワッサン二つ分のサンドイッチができてしまった。このクロワッサンが大きめなのと具沢山なことがあって一個でお腹いっぱいになってしまうので、今回は完全に作りすぎた。
まぁでもグリムのおやつにしたり(あの体の小ささでグリムは驚くほど食べる)、どうしても残ったら自分の夕飯にしたりすればいい。紙に包んでバスケットに突っ込む。
さぁ、支度の続きをしなきゃ!
***
「監督生、今日は弁当?」
「うん、サンドイッチ」
「監督生が作るサンドイッチ、美味しそうだよな」
「そうだったら嬉しいなぁ」
「今日はツナじゃねーのか?」
「ツナじゃないけど余ったらグリムがお腹減った時に食べていいよ」
「まぁ許してやるんだぞ! 俺様はカンダイだからな!」
「優しい親分で嬉しいなぁ」
なんでもない雑談をしながら食堂への道をいつもの三人と一匹組で歩く。食堂はいつも通りの賑わいを見せていて、けれど四つ空いている席を見つけるのはそれほど難しくはない。授業を受けていた教室が比較的食堂に近かったこともある。
「じゃあメシ取ってくるわ、席よろしく」
「はーい、行ってらっしゃい」
手持ち無沙汰になった私は、学園長の雑用をして手に入れた携帯の通知を確認しながらバスケットを開けて今日の昼食の準備をする。…と言っても準備することなんてそんなになくて、せいぜい飲み物を飲めるようにするぐらいだ。エースたちはもう少ししないと戻ってこないから、携帯で料理のレパートリーを増やそうといろいろ見て時間を潰す。
そうしていれば料理を取るだけの時間はすぐにすぎて、エースたちが戻ってきた。山盛りに肉やらツナ入りオムレツやらが積まれた皿は明らかにグリムの物で、この様子だとサンドイッチは自分の夕食になりそうだと思う。
「いっぱい取ってきたね…」
「いつものことだが食べ切れると言って聞かなくてな…。余ったら俺も消費に協力する」
「ほんとグリムはどこにこの量消えてんだろうな〜」
「しらねぇのか? 胃の中に入ってるに決まってるんだゾ!」
「あーハイハイ、そうですねー」
戻ってきた三人が席について食事を食べ始める。私もサンドイッチの包みを開いて、小さくいただきますと呟いてからかぶりついた。
うん、やっぱり今日のサンドイッチもうまくできてる。サクサクのクロワッサンに瑞々しいトマトとレタス、少量の胡椒がアクセントになっているスクランブルエッグたちにカリカリのベーコンが食感を楽しくしている。ただ具沢山だから気をつけて食べないとすぐに具材が溢れてしまうのが数少ない欠点だ。
夢中になって食べていた私は、ふと顔を上げたエースが真っ青な顔をしているのに気づけなかった。
「美味しそうですね」
そんな声を背後からかけられて飛び上がるほど驚く。クロワッサンが喉に詰まりかけてしまったので胸を叩いて急いで水筒からお茶を飲めば、くすくすと元凶が笑った。
振り返ればそこにいるのはやっぱりジェイド先輩で。振り返ればすぐに彼は口を開いた。
「驚かせてしまったようですみません。監督生さんが食べていらっしゃるそれが美味しそうだと思ったので声をかけたのですが…これからはもう少し考えて声をかけることにします」
小心者め、と言外に言われているようで微妙な気持ちになるが言われたことは助かるので素直にうなずく。ジェイド先輩が立ち去るのを期待して少し黙ればそこに降りたのは沈黙だったので諦めて口を開く。
「…美味しそうって、このサンドイッチのことですか?」
「はい」
ニコニコ。…これは、そういうこと、だよね。
「あの…作りすぎたのでよかったら一つどうぞ…」
「ふな!? それは俺様…」
「ばっかグリム! やめとけって!」
エースによって口を塞がれたグリムが暴れるのを聴きながら、まだ包まれたままのもう片方のサンドイッチをジェイド先輩に引き渡す。
「おや、本当にいいんですか? ありがとうございます」
「いえ、お気になさらず」
「では遠慮なく」
そしてなぜかジェイド先輩が私の空いていた隣に座る。それを見てグリムはまさに借りてきた猫のようになっているし、エースとデュースも顔色が悪い。
いつものことなのか気にした様子のないジェイド先輩が、包みを開けてサンドイッチに豪快にかぶりつく。惚れ惚れするぐらいの食べっぷりでみるみるうちにサンドイッチは消えていった。
「ふぅ。ありがとうございました、監督生さん。非常においしかったです」
そう言ってこっちをいざ見たジェイド先輩の頬にはスクランブルエッグのかけらがついていて。なんでも卒なくこなすようなイメージのジェイド先輩だが、流石に初めて食べるサンドイッチの食べ方のコツはわからなかったらしい。ハンカチを出して取ってやると目をパチクリさせる。…そこで自分のやったことに気づいた。慌てて弁明をしようとなんとも言えないような言葉のかけらをポロポロこぼす。
「あなたは本当に『小エビ』なのですね」
「え?」
「いえ、なんでも。話は変わるのですが僕は今モストロラウンジの新メニューの開発をアズールに言いつけられていまして」
「はぁ…あ、もしかして」
「ええ、今度レシピを教えていただけないかと。もちろんお礼はします」
「え、でもジェイド先輩ならこれぐらいわかったんじゃ…」
何も凝ったことはしていないサンドイッチだ。クロワッサンを使うのが珍しいかな、ぐらいのもので。しかしジェイド先輩は何に納得が行かなかったのか目を細める。
「…10000マドル」
「喜んで!」
「では、よろしくお願いしますね」
そう言って去っていくジェイド先輩。この後私は10000マドルも出すこのレシピに出す意味がわからなくて首を傾げるが、その時にはジェイド先輩と二人きりの新商品考案会の予定がスケジュール帳に書き込まれているのだった。
了
何書こう…何も思いつかないし今確認したらゲームのスタミナがやばめなので一回やめます。お疲れ様でした。