「ユキ、起きて」
「んん……………」
「ユキ~!!!」
「ん……………」
「起きないよねぇ…分かってますとも!」
「zzz…」
「ユキ…早く起きないと、」
いたずらしちゃうぞ?
続かない…
なんかお題がないと書けない~~~~
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「君と僕の終末論」
「ねぇ、明日世界が終わるって時、ユキなら何する?」
ずっとスマホを見ていた百が思い出したかのように切り出した。
今日は収録続きで、やっと楽屋でひと息ついたところ。
もう用事が終わったのか、ソファの背もたれに顎を乗せてこちらを窺うように見上げてくる。
「そうね…僕はモモと歌ってるかな」
一ヶ月、一年、それだけあれば他にもしたいことは浮かぶかもしれないけれど。
世界が終わるときまで、僕はモモと歌っていたい。
「え、そんなこと言ってくれちゃうの…ダーリンてば、イケメン…!!」
背後に力いっぱいに振られる尻尾が見える。
たとえ世界が終わったとしても。
いつかきっとまたモモと巡り会って歌っていたいと思うよ。
「モモは?どうするの」
「オレはね…」
瞼を伏せ、言葉を選ぶかのように言い淀む。
少し震える睫毛が、愛おしいと思った。
「オレもね…ユキと歌っていたいな」
力なく笑う顔を見て、たまらなくなった。
頬に手を伸ばしこちらを向かせる。
「モモ。」
「なーんて、そんなことあるわけないよね!隕石でも降ってくるとか!?」
「モモ。」
今度は反対の頬にも触れる。
両手で挟むようにして、逃げられないように額を合わせてやる。
「ユキぃ…近いです…」
うろうろと視線を彷徨わせ、ついに根負けしたかのように見上げて文句を零した。
「モモの分からず屋。ねぇ、いつになったら分かるのかな」
「何をでしょう…?」
唇を親指でなぞる。
いつまで経っても本音を吐き出さないこの口がいじらしい。
「僕の相方はモモだってこと」
色づく小さな唇をもう一度感触を楽しむようになぞっていく。
「ぅ…ユキ、くすぐったい…」
「分かった?」
両頬と唇を抑えられ身動きの取れないまま、百が小さく頷いた。
「いい子。」
下唇を食べるように口付ける。
柔らかい感触を味わうように何度も何度も。
「ユキ、分かった…分かったから…!」
ようやく解放された百はさっきまでと打って変わって小動物みたいに震えていた。
「可愛いね。」
こうやって、ずっと。
最後の瞬間までふたりで。
それが僕の答えだよ。
おしまい~~~~~