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前日の天気予報ではポカポカ陽気でお花見日和だと言っていたのに。バイトが終わり電車から降りると、土砂降りの雨。傘なんて持っていない。生憎折り畳み傘も昨日使ったばかりで持っていない。仕方がないから家まで走るか、駅から家まで十分の距離だ。走れないことはない。
駅から家を目指してどれくらい経っただろうか。前方から打ち付けるような雨のせいか、いつもより進みが遅い気がする。まだ駅の存在感が強い。普段ならもうとっくに家に着いていていい頃なのに。
考え事をしながら走っていたせいか、曲がり角で誰かにぶつかった。
「す、すみません!……って、お前、どうしたんだ」
同じ学科で同じサークル、ふわふわとした赤髪と薄めのクマが特徴的な男。
「観音坂くん?!ごめん、周り見てなくて!」
「いや、ぶつかったことは別にいいんだが、お前はどうしてそんなにズブ濡れなんだ」
「今日雨降るって知らなくて!駅から近いし走ったら家に帰れるかなって……、っクシュン」
「俺の家すぐそこだから、とりあえずウチ来たらどうだ。そのままじゃ風邪ひくぞ」
「え、でもそんな、悪いし」
「うるさい。ズブ濡れになってる女の子を見捨てられるかよ。服と傘くらい貸すから」
「じ、じゃあ……お言葉に、甘えて?」
私がそう言うと、観音坂くんは少し口角を上げた気がした。そして、観音坂くんがさしていたビニール傘を、私の方に傾けてくれた。こういう地味な配慮がいいなぁと思う。授業でもグループワークになったら地味にアシストしてくれるし、サークルでも縁の下の力持ち的存在だ。飲み会でも下級生を守ることが多い。下級生に差し出されたお酒のグラスを、隣からひょいっと奪い取って飲み、「お前らすぐそういうことするんだから……学校側に見つかっても知らねえし、一年が急性アル中で運ばれても知らねえぞ」と一言。なかなか言えないよなぁ、こんなこと。私は密かに彼のことをかっこいいと思っていた。
そんな彼の家にお邪魔する?今から、私が?なんだか緊張してきた、というかバイト帰りだから制服がスケスケなのでは……?上は長袖のカッターシャツ一枚だけだし。あとは下着。胸元を見ると案の定。最悪、観音坂くんに見られた。何も言われてないけど絶対見られてるはず。
挙動不審な私に気付いたのか、観音坂くんが羽織っていたカーディガンを私に差し出してきた。
「濡れて寒いだろ、よかったら着てくれ」
「今度は観音坂くんが風邪ひいちゃう」
「先にひくのはお前の方だろ。女の子が体冷やすな、俺のことは心配しなくていいから」
強引に私の肩にカーディガンを掛けてきた。さっきまで観音坂くんが着ていた服。冷えていた身体が彼の温もりに包まれる。なんだかほんのりいい香りもするし。
「ありがとう、洗って返すね」
「いいよ別に……俺が勝手にしたことだし。帰ってウチの洗濯機に入れといてくれれば」
これどうやったらR18になるの???いやR18なりそうやけどどうやってえっちに持ち込むねん
あとちょっと疲れたあと多分誰も見てないから普段のメモのほうがやりやすいな?慣れてないことするの大変ねここで中断しちゃおっと
土砂降り 観音坂 大学生 部屋 シャワー 公園 連れ戻す
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キリタニがノンザカくんをかきます
初公開日: 2020年04月14日
最終更新日: 2020年04月14日
R18になる可能性が高いのでライブ閲覧は18歳以上の方でお願いします。観音坂くんを頑張って書きます💓