中学一年の新学期は、何を差し置いても憂鬱だった。
 
 中学二年の新学期、どうなるかと思っていたクラス替えでは金森君とは同じクラスにはならなかった。
「あちゃー、同じクラスにならんかったかー」
「ならんかったも何も、クラスが別の方が教科書忘れたりした時に便利でしょう」
「まあ、そうなんじゃが……」
「とは言っても教科書借りに来るのは圧倒的に浅草氏の方が多いでしょうが。ちなみに、姉の情報によればうちの中学は三年時のクラス替えはあるそうで。また同じにならんと良いのですが」
「……そっちの方が便利なのは分かるが、ちょっと冷たくないかね金森うじ」
「我々は共生関係ですよ。お互いのおで利になるのが一番でしょう」
 中学校三年の新学期、危惧していた事が起きた。クラス替えで浅草氏と同じクラスになってしまった。去年度は一年の時より体育の授業外でもつるむ事が多かったので教師達に友達とでも思われてしまったのだろうか。不覚である。
「わはは、同じクラスになってしまったなカナモンよ」
「……同じクラスで困るのは、どっちかというとアンタの方だと思いますけど。」
「今年のワシは去年までのワシと違うぞ! じゃじゃーん!」
「はあ、なんすか」
「春休みの間にお年玉をつぎ込んで買った、軍仕様のこーきゅーリュックだ! なんと2万1千円もした! 大きいから教科書詰め放題だ、これで忘れんぞ!」(後で一巻確認
「そういう問題じゃねえ気もするんですが」
 高校一年の新学期、
チャットどこでできるんだこれ…
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