「〇〇〜。ただいまー。」
玄関から大好きな亮平くんの声が響く。
『はーい。』
と玄関に届くように大きな声で返事して、ぐらぐらと水面を揺らす火を止めた。
パタパタとスリッパを鳴らして玄関まで行くと、亮平くんはちょうど靴を脱いでスリッパに履き替えてる最中だった。
『おかえりなさい。』
「ただいま。」
改めて言われるその言葉には他の言葉にはない安心感がある。
「あ、そういえばさ。じゃーん。」
にこやかな笑顔を浮かべる亮平くんが私の目の前に差し出したのは、取っ手の付いた真っ白な箱。
「ケーキ買ってきちゃった。夕食の後とかにどう?」
小さく伺うように小首を傾げた亮平くんはとっても可愛い。
『うん!ありがとう。』
落とさないように丁寧に渡されたその箱を、落とさないように慎重に運ぶ。
「俺ちょっと上着とかしまってくるね。」
と言いながら慎重に歩く私の横を亮平くんがゆっくり通り抜けたとき、独特な匂いがふわりと香った。少しキツめの女物の香水とそれにも負けないような鉄臭い匂い。そしていつもよりも少しだけいいように見える亮平くんの表情と肌とかの雰囲気。これらから分かることはただ一つで…亮平くんはご飯を食べてきたということ。それは私が関係することではなくて、亮平くんが亮平くんのタイミングで食べたい時に食べたいものをたべたらいいとは思うけど、毎回どんどんひどくなっていく女物の香水の匂いにめまいかまにの
阿部ちゃんは喰種で小説家。ヒット作も何個かある。【人間が喰種を飼う話とか。】
「先生、本当にリアルにお話書かれますよねぇ。まさか本当に喰種を飼ってたりしないですよね?」
「そんなわけないじゃないですか。喰種なんて見たこともないですよ…。全部集めた情報から想像しただけの作り物です。」
とか言いつつ自分が喰種なんだよね。しかも人間を飼ってるんだよね。
「先生のお話は本当に描写が細かくて素敵です!特に味とか匂いの表現の仕方がすごく好きです!」
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喰種パロ💚ちゃん
初公開日: 2020年04月10日
最終更新日: 2020年04月11日
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コメント
喰種パロ💚ちゃん書いていきます。
相変わらずネタバレ注意です。
🖤くん書ききってないのにあれこれ書いて申し訳ないです🙇‍♀️