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あの後すぐに他の隠がやって来て、俺を運ぶよう指示を出したしのぶは俺の担架に並ぶように歩き始めた。隠の奴らも怪我人を運ぶのは慣れているようで、歩く速さの割に振動が傷に響くようなこともなかった。
「おい、しのぶ」
「何? あんまり気安く呼ばないで」
つんとした表情でそう言い捨てるしのぶに、お前な、と思わず唸る。しのぶって呼ばなかったら何て呼べっつうんだよ。お前の名前は胡蝶しのぶだろうが。いや、もしかしたら階級が上だったりすんのか? もう一回怒られたら聞けばいいやと思い直し、俺は改めて口を開く。
「さっきお前とカナエが言ってたの……」
「姉さんが柱になった話のこと?」
しのぶの言葉に、俺は小さく頷く。長く鬼殺隊に所属するだけで柱になれるわけではない。柱になるには条件がいくつかあるのだ。鬼を五〇体殺すか、あるいは十二鬼月と呼ばれる鬼の中でも特別強い鬼を殺すか――そこで柱になる資格を得る。そして九人で構成される柱の誰かが欠けた時、新しい柱として就任することになるのだ。つまり、カナエは五〇匹殺しか十二鬼月殺しのどちらかを達成したことになる。
「あの鬼は、自分が十二鬼月だとかは名乗ってなかった。つまり……」
「そうよ。姉さんは鬼を五〇匹斬って柱になる資格を得てた。それが一昨日、風の柱が亡くなられて柱の席が一つ空いて……姉さんが花柱として就任することが決まったのよ」
じゃりじゃりと響く足音は担架を運ぶ隠のもので、しのぶはすぐ隣を歩いている筈なのにほとんどその足音が聞こえない。体も小柄だったし、相応に体も軽いのだろう。……鬼を五〇匹斬り続けることが出来たということはカナエ自身花の呼吸を相当に極めているのだろう。自分などよりもよほど。それは昨夜の戦いを思い返すだけでもよく分かった。
「じゃあ、何で俺がその花柱様のお屋敷なんぞに連れて行かれてんだよ。療養は藤の花の屋敷でするもんだと思ってたが、柱直々に治療でもしてくれんのか?」
「柱は忙しいのよ。一人の重症患者にずっとついてなんかいられないわ。それに……」
しのぶが一度言葉を切る。不意に訪れた静寂に俺が視線をしのぶへ向けると、しのぶは俺になんか目もくれずずっと前の方を見つめていた。
「お屋敷の開放は、姉さんの希望なの。私が」
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不知火りな
一部消えたァ!!!!!!!!!!!!!!
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不知火りな
作業・カナエさん夢
初公開日:
2020年04月08日
最終更新日:
2020年04月09日
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作業:ユメショ
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文字打つのが止まってる時はだいたい調べ物してるか飲み物取りに行ってるかなので大丈夫です
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