|異形者
基本設定
この世界には、大昔から「人」と人ならざる「モノ」がいた。
モノは人と似ている外見を持ちながらも瞳や髪の色によって大きく四つに分かれ、いつしか同じ外見と特徴をもつモノ同士で種を名乗り始めた。
初めは、人もモノも生活を共にしていた。
しかし次第に人間たちは自分たちに理解できない性質を持つモノたちを様々な見解で「理解しえないもの」と見る目を変えていく。
殊更にモノを忌み嫌う人間たちはモノを迫害し、その険悪な空気はモノ同士でも流れ始める。
結果モノたちのほとんどは同じ種族のモノと小さく集い、その中だけで暮らし始めた。
踏み入らず、関わらず。そんな空気のなかでも、他の種族と共に暮らす者もいた。人やモノ、モノ同士でも他種族同士、以前の悲劇を知っているものから彼らは相当奇怪な存在に見えたのだろう。
そうして自分の種族、ともすれば家族や仲間にすらも見捨てられた彼らは、次第に「異形者」と呼ばれることとなる。
(・なんか人外がいる
・違う種族同士は大抵仲悪い、もしくは進んで関わらない
・そんなのが常識なのにわざわざ他種族と遊ぶおまえらおかしいんじゃねえの
な方々の話)
『生命種』
黄色の瞳をもつモノ
命を扱う力をもって生まれる。他種には把握することすら難しい特殊な術を操り、屍に仮初の命を与えたり人間の知識では説明のできない医術を施したりを可能にする。
生命に関する興味が極端に高いか低い。
しかしそれは命への冒涜だと考える者も当然おり、その者らから迫害を受けることが多々ある。
『永久種』
緑の瞳をもつモノ
特殊な力は持たぬものの大樹のように半永久の時を生きる。知識を重んずる傾向にあり、直接自分に害を与えないものには比較的寛容。
長命故、他種族は永久種より早すぎる死を迎える。その曲げられない事実を限りなく過ごせるよう他の種と関わりを持たず暮らしている者がほとんどである。
『幽霊種』
青の瞳をもつモノ
重力に縛られず、物質にぶつかることもない。固体と気体の中間程度の存在。個人差はあるものの、任意で物に触れたり地を歩いたりも不可能ではないため人間として暮らす者すらいる。
人好きな傾向にあり、無邪気で純粋、気まぐれな個体が多い。希少
『混合種』
赤の瞳をもつモノ
生き血を取り込み、一時的にその者の記憶や性質を受け継ぐことができる。人間と比べ長命とされるモノの中では一番短命であり、それを代償に強力な力と高い身体能力を持つ。基本的に忌諱の対象。
違う種同士が交わった者が混合種になりやすいという噂もあるが、真偽は不明。
『芥』
人間ともモノともならぬ存在。
意思を持たず動くものを無差別に襲う。様々な色を混ぜ合わせたような黒々とした色をしており、形は様々。毎年どこからか湧き出て、特に対抗手段の弱い人間の村からは大量の被害を出している。