こんにちは、くりのきです。
こんな感じで進んでいきます、どうぞよろしくお願い致します~~!!
待ってやばいなにも浮かばない!!!ほら!!!!緊張してる!!!!!!!
「アオ、」
声が、聞こえてきた。
深い眠りから呼び覚ますその声は優しく、柔らかく、まるで秘密の宝物の名前をそっと呼ぶみたいにして、鼓膜を震わせる。もう少し寝ていたい。まだ、目を覚ましたくない。なんだかとても幸せな夢を見ていた気がしたんだ。そう、例えばそれは、甘い綿菓子で出来た布団の中で眠る夢だったり、母の胸に抱きしめられて、幸せで胸が満たされるような。
「起きて、アオ」
それでも、それはまるで急かすみたいに名前を呼び続ける。
重たい瞼をゆっくりと開け、伏せていた顔を上げた。頭にはまるで霞が掛かった様にぼんやりとしていて、碌に頭も回らない。今は何時で、ここは一体どこなんだっけ。それで、俺の名前を呼んだのは……。
「くらのすけ」
「おはよう、アオ。夕方やから、もうかえろ」
くらのすけ。蔵ノ介。そう、彼の名前は蔵ノ介。
声変りがまだ始まらない俺の声とは違って、少し前から掠れてきたその声が優しく笑う。兄さんは俺なのにな。
未だに寝ぼけているとでも勘違いしたのか、蔵ノ介は笑って俺の頬を指でなぞった。それがくすぐったくて身を捩ると、蔵ノ介はもう一度、まるで呟くみたいにして俺の名前を呼ぶ。その声があまりに小さかったのがおかしくて思わず笑えば、蔵ノ介は困った様に眉を寄せて笑った。
「はよ帰らんと、おかんが心配するで」
「うん。帰ろ」
俺には母も、父も、姉もいないけれど、その代わりに隣にはいつだって蔵ノ介がいてくれた。親友で、従兄弟で、そして弟である蔵ノ介がいてくれるから俺は、今日も生きていけるんだ。そしてそれは、明日も変わらずに、ずっと、続いていく。
おわり
ありがとうございました!
後日加筆修正してサイトの方へあげます~~~
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brotherより。白石男主
初公開日: 2020年04月04日
最終更新日: 2020年04月04日
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コメント
テスト配信。冒頭で軽い挨拶します。クソ遅筆なので四倍速もしくは飛ばしがおススメ。
tns白石との放課後。夢、男主注意(名前はアオで固定)
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