イルカは脳裡、『性器など生えていなかったら余程自然に良きれたのにな』云々、後悔をした。
性別がある生命体として生れた事をそう言えばずっと後悔していた。
性欲に抗えない暴力的な感情に振り回されたり、欲情する事を贖いたくなる瞬間が無性に到来するのである。
イルカはキスを味わうでもなく、そんなどうでも良い内容を捏ねていた。
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