紅楼夢新刊レビューものこり4作品。まあ年内には終わるやろの気持ちで書いていきます。
・SO WHAT? 2022-2024総集編(Team東方不敗)
 懐かしい、具体的に言うと80年代の少年サンデーで連載してそうな絵柄がおっさん心を掴んだサークルさんの総集編。
 幻想郷での妖精たちの生活を生き生きと描く作品が全8本収録されています。
 それでは収録作品ごとに感想を。
・第一話 三姉妹はいつも仲良し!
 東方三月精にて登場のモブ大妖精を三姉妹としたお話。まあ当然ですがフルカラーが映えますね。
 そしてケンカの理由がパスタの味つけというのが実にいい。
 チルノとのカップリングでおしとやかなお姉さんとしてのキャラ付けがお約束な大ちゃんですが、エプロン姿が実に似合います。
・第二話 すすめ!! 春告隊
 春告隊、それはリリーホワイトとフランちゃんと大妖精(小)の三人で構成される、幻想郷に春を告げるという崇高な使命を持った戦士のことである。
 まず言わせていただきたいのが、若年層の流入著しい現在の東方界隈において「さすがの猿飛」知ってる人はどのくらいいるのだろうか。まあでも高齢化も進んでるから大丈夫か……。
 神風の術ならぬ春風の術を見越してばっちりメイクキメてくる咲夜さんマジ瀟洒。
 そして毎回ジョジョ立ちをキメてるレミリアお嬢様もおちゃめさん。
・第三話 お嬢様の休日
 日常系東方二次創作ではちびっこ、もしくはまんじゅうとして描写されがちなレミリアお嬢様ですが、本作では高身長の正統派お嬢様として描写されておりなかなか意外。
 そんなレミリアお嬢様の休日はお約束の買い食い。
 本サークルさんの作品全般に言えることなんですがどのキャラもファッションが素敵。
 わたくし人形使いはファッションに関しての造詣はヒメマルカツオブシムシ並なので詳しいことはわかりませんが、レミリアお嬢様のお忍びスタイルはめっちゃくちゃかわいいと思います。
・第四話 秋神さまとイモ煮
 しばしばTwitter(頑なにXとは呼ばない)にて骨肉の争いの火種となっているイモ煮。
 ここ幻想郷でも豚肉&味噌vs牛肉&醤油の譲れない戦いが今始まる。
 しかしそこに鶏肉&めんつゆという第三勢力が!
 世に料理漫画数あれど、結局はこういうみんなで楽しく食べてる描写がいちばん胃にクるんだよな……肉じゃが食べたい……。
・第五話 働く大妖精
 本サークルさんの作品には、頻繁に働く描写があります。これがまた生活感があって好きなんですよね。
 あと幽アリですよ幽アリ。旧作での関係をどう持ってくるかが幽アリのキモであることは言うまでもありませんが、「高校時代の同級生」って設定いいなあ。
 幽香がクールビューティーで好き。
・第六話 かわいいおはな
 風見フラワーショップの取り扱う、あるいは取り扱わないさまざまなお花を紹介します。
 このバラエティ豊かなお花の数々、なんだか覚えがあるなと思ったらアレだ、大長編ドラえもんだ。
 サクラモドキのデザイン好き。
・第七話 風見フラワーショップは今日も営業中です
 風見フラワーショップのお話。エプロン姿の中ちゃんが実にかわいい。さらにメイド服姿もかわいい。
 二次創作の醍醐味のひとつが「原作では関わりのないキャラの絡み」なんですが、美鈴の園芸設定を拾って風見フラワーショップとの関わりに持っていってるのがうまい。
・第八話 フランちゃんがやってきた
 妖精たちと仲良しなフランちゃんが遊びに来るの巻。
 この「初めてクラスメイトの家に遊びに行く」って感覚、久しく忘れておったのう……。泣きそう。
 そしてこの「お友達が遊びに来るのではりきっておもてなし」も久しく忘れておったのう……。泣いてる。
 あとですね……今この感想を書いてて気づいたんですけど大ちゃんが持ってるエコバッグ、これ「エコ」って書いてるように見せかけて大鉄人17なのでは……?
 今日はここまで。
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第21回東方紅楼夢新刊レビューその⑨
初公開日: 2025年12月06日
最終更新日: 2025年12月07日
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