僕はいつも思うのだ。
何故に僕に執着するのだろう。何故に僕をそんなに束縛したいのだろう。
そう、僕は厄災体質とでもいうのだろうか。
昔から僕が何かをする事をこの体は、不幸を運んできた。
誰であれ、僕と関わる事全てに不幸が降りかかる。
しかし、僕に執着している人間にとっては何もそれが厄災級の不幸だと認識しない。
なんか降りかかった事件、動きである。
皆、どうしてこんな僕に関わりたがる意味が分からない。
「……どうして、そこまで執着するのさ。雲雀恭弥」
「なにがだい?」
この並盛の秩序、雲雀恭弥は強すぎる故に厄災級の不幸を跳ね除け、僕を側に置いておきたがる人間の一人だ。
僕を拘束したいのだろう。
僕には視える。彼の視点では僕の手足に鎖、首輪は当たり前。でも実行しないという事は、それを僕がすぐに覆してしまえるというイメージがあるからだろう。
まぁ、実際に僕はそれを壊してしまえるけれど、雲雀恭弥という人間はそれを本能的に悟っているのであろう。
この関係性を壊すことは簡単だ。
ただ、この町を去ればいい。
それだけで彼は僕を追いかけられない。
それだけの差が僕と雲雀恭弥の間にある。
「手に入れようと思ったこともあるけど、きみはそんな簡単に捕まるものじゃないでしょ?」
クスリ、と笑えた。
「正直だね。でも正解」
僕は