「Bチーム、Cチーム、応答しろ! 誰か残っていないのか!」
 ヘッドセットのマイクに噛みつくように叫ぶが、イヤパッドからの応答はない。歯噛みし、荒れた通路の奥に銃口を振り向けながら、じりじりと歩を進める。
 倒れた本棚からこぼれた無数の本に視線を落とすと、ページに並べられていたであろう文章は歯抜けになっており文章の内容は読み取れない。
「……」
 まさに、本の死体だ。意味を失った色褪せたページだけが、虚しくめくれている。先ほど字我崩壊したばかりの、今はもう名前も顔も思い出せない部下よりもよほど「死」の臭いが強い歯抜けの本から漂ってくる。
 苛立ち紛れにほとんど白紙となった本を蹴り飛ばす。舞い上がる埃を手で払いながら進む通路は、ところどころ大量の本棚が倒れており塞がっている。変わらず
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さなコン用SSを書いていきます。
初公開日: 2025年05月22日
最終更新日: 2025年05月22日
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コメント
なんかイヤな汗が出てきましたがさなコンSSを書いていきます。