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先輩にあったのは吹奏楽部に入って2ヶ月した頃だった。7月、もう今すぐにでも太陽が私たちを溶かすまいとギラギラ光っていた、あの忌まわしいとも言えた夏の日。
そして、その日私は
恋をした。
きっかけは些細なことだった。ただ、躓いたところを助けてもらっただけ。そんなことで好きになってしまうなんて、私は多分俗に言う「チョロい」というものだと思う。
私の心は一瞬にして先輩に奪われてしまった。
先輩は同じ部活の違うパートの人だった。私はトランペットパートで、先輩はチューバパートだった。
4月と5月は体調不良や怪我が重なってしばらく部活には来れなかったそうだ。
青葉の下で光る先輩、チューバの光沢部分に照らされて汗がはっきりとわかる。
その姿は色っぽくて、だけどかっこよかった。
文化祭で踊る先輩、演奏会でソロを吹き切る先輩________
どの先輩も私にはとても秀麗に映った。
本当に大好きだった。好きだった。一目惚れだったけど………
そう、気づけていればーーーーーーーーー
もっと早くこの想いに気づけていれば、少しは変わっていたのかな。
先輩は今、きっと幸せだ。
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Marl verry
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小説執筆
初公開日:
2025年03月19日
最終更新日:
2025年03月19日
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