学パロサティマル
「それでここは…ねえちょっと聞いてる?」
「おー聞いてる聞いてる」
「それ聞いてる人の態度じゃないよね?」
マルコスはム。として、教科書の文章をなぞっていた指を止め顔を上げた。
顔を上げた先にはどこか眠たげな顔をした不良の顔。行儀悪く椅子の背もたれを無視して座り、机にも向き直らず盛大に足を放り出して口元に手を当て机に肘をついている。
その机には本来ならあって然るべきノートやペンケースは無く、補修回避の体裁すら繕えていない。
「はあ……あのさ、ボクはキミに食玩を奢ってもらえる訳だけど、キミは勉強してないとなんの特にもならないんじゃないの?」
「それは…まあそうなんだよなあ……」
それはそう。と頷くものの、その目は教科書の文字をなぞるもののすぐに滑り不満そうに鼻を鳴らす。
じぃ…と見ているようでただ目を向けているだけの様子にマルコスがため息をつきたい気分だ。幸い今日は魔法少女リリカルルカの放送日ではないものの、だからこそ帰る都合が無い。
とはいえ強請った割にやる気のないその様子には少し、いや割と辟易する。
「飽きたんならやめる?」
こちらとしては