はい、Twitterで告知してたとおり、今回予定していた「25-13=0後編」は大人の事情によって次回夏コミに移行します。
そして今回はお茶を濁すため……ではなく、個人サークル「人形の城」のバロック二次創作への理解を深めていただくために、バロック二次創作の用語、設定解説無料配布ペーパーを作ろうと思います。あとはまあ、今後の予定など。
いやほんと、夏コミではちゃんと新刊出します……。
・対象A(オブジェクトエー)
創造維持神を示す符丁。この符丁はマルクト教団内だけでなく、政府内でも使用されている。また、この符丁は「創造維持神」という呼称が定着する以前から使われている。
・上級天使
役職名であり個人名ではない。マルクト教団における象徴的存在。常に金色の髪、赤い瞳、そして教団内でもっとも大きな偽翼という姿をしている。
・赤眼化
感覚球から放たれる創造維持神の波動に適合した人体に現れる特徴(スティグマ)のひとつ。次代の上級天使となる人物を選定する際の基準の一つ。この兆候が見られた場合、対象となる人物は日常生活から隔離され、創造維持神の波動の暴露環境下に置かれる。
・天使銃
創造維持神から抽出した「痛み」である天使虫リトルが詰められた培養管をそのまま弾丸として用いる銃を模した道具。創造維持神を狂わせるに際し、「銃で撃つ」という手段を用いた理由には、上級天使の「歪んでいた姉を父が猟銃で射殺した」というトラウマが反映されている。
・ダァバール融合
創造維持神の言葉を得るためにマルクト教団がかつて秘密裏に行っていた、創造維持神と人間を専用のシステムで同調させることを目的として行っていた人体実験。多数の犠牲者を出したために実験結果をはじめとするすべてのデータは教団内のデータベース最下層に封印されている。本編でコリエルたちはこれらのデータに不正アクセスしダァバール融合を強行、一連の事件を引き起こした。
また、コリエルたちによるダァバール融合実験の強行前に、上級天使は先代天導天使(男性)の協力の元に秘密裏にダァバール融合実験を行っている。その際に創造維持神に取り込まれた上級天使の姉のイメージによってイライザが形成される。
……少ないですでけど、個人的脳内バロックはこんな感じでしょうかね。もうずいぶん前に書いた設定や作品もあるので一度まとめ直したいところ。
個人サークル「人形の城」は、夏冬コミではバロック本、秋の東方紅楼夢では東方の二次創作小説を発行しています。過去作はpixivのboothにて通販及びDL販売を行っていますのでよろしければどうぞ。
最近はちょっとモチベーションが下がり気味で執筆ペースが落ちてますが、来年はまあもう少し書けたらなあと思っています。
それではみなさん、良いお年を。