タイトル「ピンクレディ」
ログライン 美しさに囚われたモデルが、バーで出会った青年がその呪いを解く話」
登場人物
美昊(みそら)……今をときめく人気モデル。バーにたまに立ち寄る常連。気が強い。
颯太(そうた)……新卒の社会人。気弱で純粋。流行に疎い。
颯太 『世の中には輝きを持って生まれてくる人間がいる。才能を持って生まれてくる人間の光は僕には眩しいくらいだ。そんなふうに思っていた……ふらっと立ち寄ったバーで彼女に出会うまでは』
颯太 あの……カシスオレンジ一つお願いします。
颯太 『初めて1人で入ったバー。僕は緊張しながら、以前飲み会で覚えたばかりのカクテルを注文する。バーのマスターがカシスオレンジを僕の目の前に差し出しす。ありがとうございます。僕の発した声は自分が思っている以上に震えていた』
美昊 「こんばんは」
颯太 『ふらっとやってきた、背の高くてすらっとした女性。地味な格好だったが、それでも、只者ではないオーラを隠しきれずにいた。彼女は一つ開けた僕の隣のカウンター席に座った。僕は思わず、彼女に見惚れてしまった』
颯太 わわっ。(カシスオレンジをこぼす)
美昊 きゃっ。
颯太 あ、えーっと……すみません。
美昊 大丈夫ですか?
颯太 あ、だ、大丈夫です……そちらこそ、大丈夫ですか?お洋服とかにかかったり……
美昊 ご心配なく。私は大丈夫です。席離れていたので。
颯太 本当にすみません。
美昊 そんなに謝らないでください。本当に大丈夫ですから。
颯太 『彼女との出会いは……お世辞にもいいものとは言えなかった。僕は彼女の美しさに見惚れて、ついつい注文したカシスオレンジをこぼしてしまったのだ。たいして酔っていたわけでもないのに恥ずかしい。そんなことをしてしまったのにも関わらず、僕はまた、このお店に足を運んでしまった。ここのカクテルが美味しかったのと……また彼女に会いたい、という思いがあったんだと思う』
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ピンクレディ
初公開日: 2022年12月04日
最終更新日: 2022年12月04日
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コメント
声劇サシ台本のカクテルシリーズ「ピンクレディ」を書いていきます。進むか正直わからない。