年の瀬が近づいてきても塚口は塚口。なんかもう毎月毎月お祭り騒ぎをしてる気がしますが、今回はその中でも特大級のお祭り騒ぎ。
クラッカーを撃て! 紙吹雪を撒け! 鈴を鳴らせ! 映画鑑賞の常識をマッハ10の極超音速で置き去りにする映画館・サンサン劇場から、あの作品がテイクオフ!
「トップガンマーヴェリック 無発声マサラ上映」、ついに開催!!
さすがはやってほしいと思ったことはだいたいやってくれる映画館・サンサン劇場。この作品ほどマサラ向きな映画もないもんです。
逸る気持ちを抑えつつ塚口へ。
そしてちょっと買いたいものがあったので、先日オープンした「SoCoLa塚口」へ。
そこのダイソーに行ってみたんですが、なぜかクラッカーとお花紙と洗濯ネットとハサミが一緒に陳列されており、ごく限定された目的に使用するある特定の客層を狙い撃ちにしたその配置に大きなシノギの匂いを感じたりなどしました。ハサミまで置いてあるの完全に確信犯だろ……。
そして開場時間が近づいてきたところ、こんなアナウンスが。
まいどまいどなんなんだよその福利厚生の方向性は。当然携帯置きましたよ。
そしたらカウベル鳴らしてくれるわシアター3まで連行(エスコート)してくれるわという充実っぷち。
ここまでやるということはアレですよ、「AKIRA」のマサラ上映のときにはカウンターで「……ピーナッツ。3個。」といえばピーナッツ(隠語)を配布するくらいのことはしてくれるということですよ!?
さらに「時計じかけのオレンジ」マサラ上映の際にはカウンターでナイフィー・モロコ(麻薬入りミルク)を販売するくらいはやらかすということですよ!?
もちろん兵庫県警には内緒だ!
そして「アンデスの聖餐」をマサラ上映するときには……あ、もう良いですか? そうですか。
そんな感じでまだ開場もしてない段階からいろいろな方向のボルテージがぶち上がってるところでようやく開場のアナウンスが。
会場内はこんな感じ。
満席とまではいかなかったようですが、空いてる空間は熱気で埋め尽くされていっているので問題なし。
……と、そこでわたくし致命的なミスを犯していたことに気が付きます。
火薬銃家に忘れてきてるじゃねーか!!
即刻わたくしの脳内で反省会という名の切腹フェスティバルがスタート!
おまえさあ、もう何年マサラ上映に参加してるの? はいすいません! 切腹!
前日に荷物の準備とか小学生でもできるよね? はいすいません! 切腹!
マサラ上映に火薬銃持っていくの忘れるとかそれ、コミケに新刊忘れていくようなもんだぞ? はいすいません! 切腹!
脳内で切腹しすぎてなんか目尻のあたりからイマジナリーではない鮮血が溢れそうになりましたが、今回はハンドベルを購入したのが幸いしました。もはやこの丸腰状態では、わたくしに残された選択肢は獄殺自爆陣しかないと心のなかでゲージを貯めてましたが命拾いしたようだな。(俺が)
そんなこんなで上映開始が近づいて……と思っていると、花道の後ろから甲板作業員に扮した戸村支配人が登場だ! ほんとに芸達者だよな……。しかも誘導灯まで完備。
まだ上映前なのに大盛りあがりする会場の中、戸村支配人の前説が始まります。
「みなさんはトップガンファンの中でも、選びぬかれた0.000001%の方々です! これまでトップガンマーヴェリックを上映してきた映画館はたくさんありました。しかしクラッカーは撃つコスプレはする鳴り物は鳴らす紙吹雪は撒く、こんな上映がほかにありますか!?」
うん、こんな映画館天の川銀河じゅう探しても見つかる確率は5600万分の1だと思います。
そんな選びぬかれたエリートたちによるトップガンマーヴェリック無発声マサラ上映、いよいよ開始です!
毎度同じく全興連のコロナ注意喚起映像、そして映画泥棒ですでに館内のボルテージは最高潮に。そして間髪入れず、「シティーハンター」における「GetWild」である「Danger Zone」でイントロ!!
もうここ、無発声じゃなかったら全員で大合唱してるところでしょう。しかし今回は、無発声上映とは言えクラッカーと紙吹雪と鳴り物での大合唱です。
そこからもう館内のテンションは最高潮から下がることなく最後まで上がりまくり。
マサラ上映の楽しみはたくさんありますが、やはり個人的にはクラッカーのタイミングが完全に重なるところが好きですね。
本作にはそりゃあもうクラッカーポイントが山ほどありますが、冒頭のダークスターのシーンで速度計がマッハ10を超えた瞬間に一斉にクラッカーが鳴ったのが最高に気持ちよかった。
ほかにもここすきポイントを挙げていくとキリがありませんが、やはりヴァル・キルマー演じるアイスマン登場のシーンでしょう。一斉に拍手とハンドベルが鳴ってて最高だった。
あと芸達者なことで知られるサンサン劇場ですが、お客の方も負けてはいません。今回のMVPは上官から進退を迫られるマーヴェリックのシーンで「ブブー!」「ピンポーン!」の効果音を鳴らしたあなたです。
もちろん映画の内容も、今さら言うまでもなく往年の名作「トップガン」の続編として完全かつ完璧。顧客が求めているものが全部詰まってました。特にラストでマーヴェリックを今や骨董品となったF-14に乗せるというのが理解ってる実に理解ってる。
そのほか細かいファンサービスを挙げていくと最終的に全部見ろって話になるんですが、やっぱりわたくしトップガン然りマクロス然り、「かっこいい戦闘機」というものをF-14で刷り込まれた世代なのでF-14が登場するだけで即刻絶頂してしまいます。というかF-14の発進シークエンスがまた良いんだよこの手間をかけてる感じが。XY染色体保持者で発進シークエンスに心動かされない人は精神的に去勢されていると言っても過言でも華厳でもありません。
そんな思い入れのある作品の続編ってだけでワクワクなのに、それを何倍にもして楽しませてくれるサンサン劇場のマサラ上映は本当に楽しいイベントです。好きな映画をもっと好きにしてくれる映画館、サンサン劇場。
さてこの時点ですでにRRR、そして今年最後のマサラ上映として犬王のマサラ上映が決定してるんですが身が保つのかこれ。