「映画を見に行ったのになぜか筋肉痛になっている映画館」こと塚口サンサン劇場、本日は待望の「マガディーラ勇者転生」マサラ上映に行ってきました!
 かの神話的名作「バーフバリ」のSS・ラージャマウリ監督の作品ということで、地球全人類が乳幼児に至るまでマサラ上映を待ち望んでいたこの作品、憎きコロナのために実にマサラ実現まで4年の時を待たなくてはいけませんでした。
 そう、我々は4年待ったのだ! とデラーズ閣下になりつつ、もはや日本国インド領と成り果てている塚口に向かいます。
 恒例の上映前のスクリーンはこんな感じ……なのはいいとして、なんかもうすでにフロアに紙吹雪が舞っているんですが……。きっと上映開始を待ちきれなかったファンの方の愛が暴発してしまったんでしょう。
 そして席について開場を待っていると、ほかのお客さんからこんなステキな差し入れをいただきました。
 うーん、さすがは塚口サンサン劇場、福利厚生行き届きすぎ。上映も始まってないうちから映画館側の愛に負けないファンの愛を顔面にブチ食らってわたくし早くもメロメロです。
 そしていよいよ開場! と同時に戸村支配人によるアントニオ猪木に捧げる闘魂注入前説!!
 この前説で観客席が一気に着火!!
 もはや会場内のボルテージは東京都の全電力を10年間賄えるレベルに達しています。これで地球上のエネルギー問題は解決ですよ。
 そして上映開始!
 わたくしもう何回もマサラ上映に参加してきましたが、この上映開始直後の瞬間がいちばん好きかもしれません。もう、観客席のそこここから「ムワァ……」ってオーラが立ち上ってくるんですよね。
 さて今回も無発声なので歓声はなし。しかしそれを補って余りある紙吹雪、クラッカー、火薬銃、手拍子が渦を巻き作品と一体化する!! そう、塚口のマサラ上映は「参加する」ではありません。「映画の一部になる」のです!!
 特にタンバリン部隊がもう最高に極まっており劇伴と区別がつかないレベルに達しています。もうBGMに合わせての「入り」と「引き」が完璧すぎる。
 そして今回、劇中のダンスシーンではスタンディングOKという(普通の映画館では)前代未聞のレギュレーションが儲けられておりここ本当に映画館?(いつもの) 
 などというごく常識的な疑問が脳に差し挟まる隙など1ミリ秒もありません。すでに館内のボルテージは地球の周回軌道を無理やり変えられるレベルに達しておりいつ妖星ゴラスが飛んできても余裕で避けられます。
 今回上映されたのは、26分の未公開映像を含めた完全版。そしてその追加シーンの大部分が、前回見たときにもっと見せてほしいと願っていたシャール・カーンの生まれ変わりであるソロモンの活躍シーンだったのでわたくし大歓喜。発声が許されていたら館内はソロモンコールで激震が起こり、新しくなったばかりのさんさんタウン3番館は砂になっていたことでしょう。
 突然ですがわたくし人形使いは不治の病「脇転び症候群」に罹患しておりまして、主役より脇役を好きになることが圧倒的に多いのです。しかるに前回見たときにはソロモンの活躍がもっと見たかったと思っていたので、今回の完全版でその願いが完全に叶いました。大活躍だったぜソロモン!
 ソロモン周りの話といえば、彼の前世であるシャール・カーンの行いがきっかけでハルシャの前世であるバイラヴァとインドゥの前世であるミトラヴィンダが死に別れてしまったがために、今生ではソロモンに「二人の恋を成就させることで前世の業を精算する」という動機が与えられていたのが非常に良かった。この辺の因果がとってもインド映画。
 また本作は、バーフバリと比べると特に中盤まではコメディ色が強いのも特徴です。このへんもバーフバリとは異なる味わいでいいですね。
 そしてあの観客も全員踊れと言わんばかりのエンドロールでは全員スタンディングで紙吹雪撒きまくりのクラッカー鳴らしまくり! どのくらい盛り上がったかと言えば、「シティーハンター」のときのGet Wild大合唱に匹敵する盛り上がりと言えばわかるでしょう。
 いやーもう最初から最後まで楽しかったーーー!!
 こういう世の中なので色々鬱屈することもありますが、塚口がこういうイベントを開催してくれるお陰で生きていけますいやマジで。
 さて次は命をかけたバーフバリ連続マサラ上映なんですが俺の命は保つのか。
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塚口サンサン劇場「マガディーラ勇者転生」マサラ上映行ってきました!
初公開日: 2022年10月09日
最終更新日: 2022年10月09日
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