あらすじ
誰かが慌ただしくしていると、つい「こうしたらいいのに」と俯瞰する。そんな冷静な大学生の小原は親友の歩に誘われてやってきた緑地で、ゾンビが一人の人間を喰っていたのに遭遇。近くの家に立て篭もり、歩が慌ただしく泣き喚く中小原はゾンビの足がかなり遅いことや、噛まれた人間に感染が広まっていないことなどに気づき歩に冷静さを促すが空を切る。外界と連絡を取り脱出を試みる最中、小原と歩は口論になってしまう。二人の背後には、ゾンビが迫っていたとも知らず。
登場人物
・小原(仮称) 20 冷静
・歩 20(仮称) ビビリ
・ゾンビ→女の子
カタカナの名前の方がかっこよくない??? 
問題①ゾンビは女性か男性か
1. 緑地・昼
 小原の顔、体は上手向きで手前の方をマジマジと見ている。歩、下手向きでスマートフォンを無心でいじっている。少しにやける。
 歩、小原の方を向く。
歩 「な、なんだよ」
小原 「彼女か」
 つい首の後ろあたりをかいてしまう歩。
小原 「わかりやすいな…そういうやつを側から見ると、相当異質なものだぜ(半袖から出た二の腕をさすりながら)」
 歩、少しめんどくさそうな表情をした後、立ち上がり座っているところから近場にあった木の枝にスマホを引っ掛ける。小原はその合間で立ち上がり、前方へ歩き始める。
歩 「ほら、もうしまったぞ。まあまあ、あんまりかつかつするんじゃないよー(おちゃらけた口調で)」
 小原、陰りから日の差す草原の方へ颯爽と歩く。歩はそれにのしのしと着いていく。
 あたりには佇んでいる一般人が1、2人いて佇んでいる(座り、運動の2パターン)。
 緑地の奥からゾンビの足のみカメラインし、足の隙間から奥の小原と歩、近くの座って佇んでいる女性が見える。
ちょっと会話とか
女性の悲鳴が鳴り響く。小原と歩はその声を聞き顔を振りまわす。少しづつくちゃくちゃという何かを食べるような音が聞こえてくる。その音を聞きつけて歩が向くと、人の上にもう一人が倒れかかっているような状態で倒れている。お互い顔が見えない。
歩「おい、あれ」
小原「え(呟く)」
歩にtシャツの裾を引っ張られ、歩と同じ方を向く。
上に乗っかった人が体を少し挙げると、咬み傷と血が出ている右太ももの下の人。顔が映ると女性。小原がハッとすると、上の人の口元から血が垂れている。
歩「喰ってる!」歩は尻餅をつく。
歩の声に反応してその人が顔を上げるとゾンビ。
小原「なんだと」
歩「ひっ」
ゾンビは口元から垂れる血を腕で拭い去り、ゆっくりと小原たちに向かって唸る。
小原「ゾンビだ」
立ち上がり向かってくる。
噛まれていた蒼は傷付いた足でなんとか立ち上がり、小原たちの方へ向かってくるが、その際に横にいるゾンビを追い越す。小原はそれに気がつく。
蒼「助けて!」
歩は思わずげっという表情をして、小原を引っ張るように後退りして蒼と距離をとる。
歩「やめろ、こっちくんじゃない」
蒼「お願い…」
歩「感染するぞ!」
蒼「痛い…」
歩「ゾンビはあっちいけ!」
小原「二人とも落ち着け」
遠くからのショットで、ゾンビと三人の距離がかなり空いていることがわかる。未だ唸り続けるゾンビ。歩、ポカンとしている。
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