雨が降りそうだな、と思った切原は、空気の匂いを嗅ぐついでに、すんと音を立てて鼻で息を吸った。会話の少なかった空間をごまかすように、夜の住宅街にその音は思っていたより鋭く響いた。
 隣を歩く柳にとっては後輩、切原にとっては同じ部の友人だったかれの、見たことのないはにかんだ表情が、切原の脳裏に部屋に貼ったポスターのように残っている。自分の部屋にあっても、どこか異質なもの。
「アイツの嫁さん、めっちゃカワイくなかったっスか!? 本職料理人さんだって!! メシめっちゃ上手いんだろうなー」
 柳の表情をどうにか変えようと、切原は声を張る。当然柳は切原の期待を裏切って、もしくは予想通りに、顔色も足取りも変えぬまま切原の横を歩く。
「料理の腕は無論文句なしだろうが、それが家庭でどれだけ味わえるかは微妙なところだな。料理を生業としている者は、案外家で料理をしないと聞く」
「え? そなの?」
「結婚した姉から聞いた話だがな。夫がカフェで働いているんだが
短いけどこのへんで今日はおしまい!
カット
Latest / 20:07
カットモードOFF
07:47
ななし@9a9fa5
なにこれ凄い!こんなのあるんだ?がんばれ!!
15:02
らこ
ありがとう!!誰か気になる!!笑
チャットコメント
文字サイズ
向き
チャットコメント通知
そう言ってくれるのを待っていた
初公開日: 2020年07月11日
最終更新日: 2020年07月11日
ブックマーク
スキ!
コメント
おためしに 柳赤社会人パロ
思いつきで書く
リハビリ
SSをぼんやり書きます。見直しは一旦度外視です。
宮古遠