書きたい項目
揶揄ってくる鳥「昨夜はお楽しみでしたね」
心配するV
次を期待しているようなしていないようなそんな感じのネロくん
結局思いついた展開が頭から出ていっちまってるよばっきゃろーーーーーーーこれじゃハンドル切れねーーーーーーー変な方行ったら笑う
薄青い両翼が天を駆けている。ソレは廃墟の瓦礫から瓦礫へ飛び回り、炎のうねりを上げる機械剣を振るっては高揚した気分をそのままに哄笑している。
絶好調とでも言いたげなかの青年の縦横無尽な暴れ様を見て、俺は呆れのような安心のような、よくわからない溜息が漏れた。
ふと風を切るような音。次いで耳を劈くような雷鳴が視界の横を走った。
「ヨォ相棒、昨夜はお楽しみだったな?」
背の辺りからゾルリと砂塵の蠢くような気配が起こる。漆黒の砂塵は形を成し、肩にとまる一羽の大型猛禽を顕現させた。
「やっと口を開いたかと思ったら第一声がそれか」
「一度言ってみたかったんだもんよ!ケケッ、マァ昨夜オメーがヤルことヤッてサッサと気絶しちまったから、そんで思いついたんだけどな」
「つぎ左」
指示をすれば分かってますよと言わんばかりに雷光が放たれる。虫のような形態をした悪魔が無様に悲鳴を上げ、”もぬけの殻”になる。
「正直なトコロ……」
形骸に銀の杖を突きたて、光の粒へと帰す。
「お前が静かにしていたのは意外だったが、そのおかげでコトは順調に運んだ」
「だろォ?いや何度もつっこみたくなるような場面はあったぜ?ああ!ソッチの意味じゃあないヤツでな!ヒヒッ、おっわ危ね!杖振り回すな!……でもよォ、お前が日々悶々と過ごしてるのは俺ら的にもストレスなワケ」
「ほぉ」
「だーから黙って見てたんだよ。念願叶えばちったあ頭ン中も静かになるんじゃねえかなって」
わかってはいたが、改めて言われるとリアクションに困った。俺があれやこれやと考え込み色々と企んでいたことは結局彼ら従者には筒抜けなのだ。
俺の視界で影が踊る。まだ十分に高い日の光を背に悪魔と踊っている青年の姿がそこにはある。
「……どう思う?」
雷の球が弾ける。背後からベシャリと肉塊が落下するような音が聞えた。
「アー、まあ見ての通りなんじゃねェの?絶好調っつか?やる気マンマンっつか?」
杖へと魔力を行き渡らせ、弾いて迸らせる。俺の周囲を囲むように幾本もの幻影杖が展開され、死にかけの悪魔数体に止めを刺す。
「俺も調子がいい」
「だろうなあ、それは俺達も同じだし?」
「……”イイモノ”を食ったから、こうなのだとしたら」
それは、意図していない結果である。
ドン、と重厚な音を立てて隣に降り立つものがあった。散々暴れまわり乾いた返り血で所々の汚れたネロが、剣を背負ってこちらへ歩み寄ってくる。
「V、こっちはどうだ」
「問題ない。お前が片っ端から潰してくれるおかげで、来るとしてもたかが数匹がよろめきながら逃げてくるだけだ」
今回の依頼内容は”いつものヤツ”だ。廃墟も廃墟、一見遺跡のようにも見えるココに悪魔が湧いて困っているから退治してほしいというもの。
ココは本来城か何かだったのか、一帯をぐるりと壁が覆っている。俺はその出入口から悪魔が逃げ出さないよう見張り、見つけ次第倒すという役を任されていた。
「そっか、なら大丈夫そうだな。さっき上で悪魔どもの発生源っぽい鏡を叩き割ってきた。他に怪しいものはなかったけど、一応お前も見回ってきてほしい」
「ここの守備は?交代でいいのか」
ネロの顔には小さな掠り傷があった。しかしそれが見えたのも数秒のことで、数回瞬きした後にはもうそれは跡形もなく、見えなくなっていた。
おう、と頷いてすれ違うネロの肩を掴んで止める。
「なんだよ?」
「……体の調子はどうだ?」
ネロは何のことかわからないとでも言いたげに目をすがめたが、一瞬後に”誤解”したようで見る見るうちにその顔を赤く染め上げていった。
「いっ……痛えよ!誰かさんのおかげでな!!」
「痛い?痛みがあるのか?」
突然の剣幕に驚かされたが、ネロの言葉に俺は血の気が引いた。後に尾を引くようなものを残すつもりは毛頭なかったのだ。それがネロの苦痛を伴うようなものならば尚更。
愕然とした俺の顔を見て何を思ったのか、ネロは急に威勢をなくし、俺へ向き直った。
「……んや……痛くは、ない」
「は?」
「その……なんか、違和感があるっていうか、ムズムズする……?ような」
「……どこが?」
どこって。ネロはいよいよ恥じらった様子で俺から目を逸らした。ゴツンと拳で腰の辺りを小突かれて、だいたいを察する。
「肉体の一部に関してのことではなくて、もっと全体のことを訊いたつもりだったのだが」
「なッ!そ、それなら先に言えよ!」
「先にも何も……」
「あーあー!調子な!なんかかなりイイぜ!ケツに違和感があること以外はな!!」
早く行けよ!と大声を上げるネロに突き飛ばされて前へと歩み出た。その顔は相変わらず赤い。
「不快感が続くようなら、医者にでも診せたほうが」
「うっせえ!んな理由で病院なんか行けっかよバカ!!そのうち慣れるだろうし……っ気にすんな」
ネロの顔にこびりついていた血痕が剥がれていく。現れる皮膚はどこにも傷などなく、案の定それは返り血であったのだと見受けられる。
やはり、ネロは調子がいいらしい。魔人化していられる時間はいつもより長く、重要視されない掠り傷ですらも秒速で治癒していく。
つまり、魔力が満ち満ちているのだろう。俺と同じで。そしてそれは恐らく、昨夜のまぐわいが原因だ。
しかし、それならば。なぜ彼の言う”ケツの違和感”はあるのだろうか。今の彼に、それほどの傷など残るはずもないだろうに。
「どこからそんな自信がくるんだ。慣れなかったらどうする気だ」
「え、いやさすがに……」
「必要なら、診てやるが」
ネロの目が見開かれた。
「今なら人の気配も無いし、幸いここには物影も多い」
「な、な」
「オイオイどうしたァ?おヤサシ-Vチャンがもっかいお前の腹ン中調べてくれるってよォ、その辺で。きっと殊更優しくやってくれるだろうぜ?ビビる必要もないだろ?」
急に口を開いた鳥のお喋りなそのクチバシは、遠慮のない薄青い腕の羽根にグワシと掴まれた。
「ふざけんなバカヤロウ共、こんなとこでなんて真っ平御免だからな」
いつか見たように、大きな手に掴まれた鳥はそのまま側方へ投げられた。盛大な喚き声が瞬間的に遠のく。
「そんな言い分では、まるで屋内でならいいとい言っているようにも取れるがな?」
ふ、と漏れる笑い声もそのままにもう一度ネロの顔を見遣る。なぜか、それへの反論はなかった。何処かを見つめて視線の合わない青い目は、やがてゆっくりと地面へ落ちていく。
「……診る、って、マジで診るだけか」
は?
ネロが何を言っているのかわからず、俺は首肯するしかできない。俺のリアクションに彼は大仰に、盛大に溜息をついてその場に屈んだ。
「もういいからお前行けよ……」
伏せられた顔が上げられることはなかった。帰ってきた羽搏きの音を聞きつつ、俺もそれ以上は追及せずに言われる通り見回りへ向かうことにする。
「よかったなァV」
「何がだ」
「あの様子なら、今度はあんな狡い妙な薬なんか用意しなくてもよさそうじゃねえか」
何を言っているんだ。
「でも次は昨日みたいにくたばっちまわねえようにしろよ!?水浴びして全身ずぶ濡れでベッドにダイブ!気絶!とかその身体じゃ風邪引いちまう。俺らも寒いのは御免だからな!」
「……善処しよう」
「ああー、あと最低限のものはちゃんと用意してやれよォ?いくら坊やが丈夫だからって無理はいけねェよ」
だからお前は何を言っているんだ。
「雨風は凌げるとこで、適温保てる所でな。あと人間の雄のケツは濡れねえんだから、今度はちゃんと潤滑油になるようなモンを」
「うッッせェーー!!こっちにも聞こえてンだよクソ鳥公ォォーーッッ!!!!」
ネロ、安心してほしい。そこからではもう見えないかもしれないが、お節介なお喋りチキンはいま俺がパターに見立てた杖でゴルフボールにしてやった。
今後また必要になるのかもしれない”忠告”だけは、頭の中に残したまま。
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27:23
政貴
こんばんは〜マサキです
29:58
宮芥
でたなmsk
31:47
政貴
いつもいるマサキだよぉ
32:43
宮芥
まさかアレか?お絵かきしながら見ているのか?
32:53
政貴
( ˙꒳​˙ )ウン!!¨̮⑅*
34:09
宮芥
おげんこ頑張ってる~?
34:35
政貴
頑張ってるよ〜宮芥さんもがんばれ〜⚐゙
35:08
宮芥
敵は足の痺れでおじゃる
35:39
政貴
よーしよしよし(ナデナデナデナデ)
36:25
宮芥
ギャアアアアアアアアアア
66:31
宮芥
いらっしゃいませーーよく足痺れるしツイッター見に行っちゃうヤツですけどどうぞよろしく
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