ツイッター300字ss用の原稿を書いていきます。
テーマは「書く」です。
大体の感じが決まったので、とりあえず書いていきます。
久方ぶりの宿である。
奥の布団からは子供の寝息が聞こえていた。
行灯の明かりの元、男が紙と矢立てを文机に置く。
「おっと…」
墨壺が乾いてかちかちだ。
水を貰いに階下に降りたいが、寝入り端の子供を起こしそうで迷う。
懐から白茶けた布包みを出し、中の黒い石を筆の尻でつついた。
「水をくれ」
暫く待つと、石の上に水の玉が湧いた。
「ありがとうよ」
男は筆先を水に浸して墨を溶いた。
と、そよそよと真っ黒い小さな腕が石から無数に湧き出し、男の腕に絡みつく。
「慌てるねい、行儀よく待ってろ…こら、坊主の方に行くな、子供からとったら死んじまうだろうが…」
行燈の元でひそひそと独言が続く。
室内にあった寝息は、いつの間にか消えていた。
300文字です。
完成!
初めての配信でしたが、なんとか出来ました。
お付き合いいただきました皆様、ありがとうございました。
完成品はTwitterとnoteに掲載します。
Twitter300字ss、毎回いろんな方が同一テーマで掌編をアップされております。
よろしければ覗いてみてください。
21時回ってるので、もう掲載開始され始めてますね。
ハッシュタグ:#Twitter300字ss
公式Twitter:@Tw300ss
今回、配信やってみて、見ていただいてる方の反応が分かったりとなかなか面白かったです。
ので、次回の更新時にもやってみたいと思います。
次の300字は5/30のテーマ発表、6/6の作品発表です。
Twitterでも告知しますので、良かったらまたいらしてください。
今回は本当にありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしております!
では!
城嵜のツイッター:@Lupe_at_sRM
Twitter300字ssは今回12回目の参加です。
今年一年、こちらで連作を目指しております。
今回はその4回目。
毎回の発表テーマに合わせつつ、つど設定の内容に沿うようにお話を考えております。
一回が300字なので読ませる感じに仕上げるのがなかなか難しいのですが…
前作等と合わせて読めば「あぁ、こんな感じのお話なのかぁ」って思ってもらえるかと思いますので、ご興味ございましたら、Twitterの方まで起こしくださいませ。
noteの方にも置いてます。
城嵜哉目で検索してもらえると出るかな。