・原作設定(ただし映画の世界観の後)
・情報交換を行う間柄(持ちつ持たれつ…みたいな感じの)
・プライベートな会話は一度だけ(サボくんがルフィの話をした。超長くてスモさんが終わらせた経緯がある)
時期は夏島の春、時間帯は夜。(深夜に近い時刻)
気温は寒すぎず、暖かな夜。ただし薄いコート等は着用していた方がよさげな感じ。
桜は満開。秘密裏の関係。(恋愛、肉体関係はまだ無い二人)
桜並木、川沿い。海が近いので潮の香りがする。
ーーー
 呼びされた先は、満開の桜が並ぶ川沿いの公園。海が近いそこは、風が吹くとかすかに潮の香りがする。日中ならば近隣の住民たちの憩いの場であるが、深夜に近い時刻はさすがに無人だった。治安の良い証拠だとスモーカーは思う。寒すぎず暑すぎない過ごしやすい夜だ。ひゅう、と風が吹いたとき、スモーカーが口を開いた。
「……さっさと出てこい」
「お。気づかれてたか」
 桜並木のひとつから姿を現したのは革命軍参謀総長サボである。ニッと口角を上げて彼が笑った。
「元気そうだな」
「……なんだその荷物」
 愛用の武器である鉄パイプを背にし、両手にはそれぞれずっしりとした袋を彼は持っていた。思わずこぼれた疑問に、サボが悪戯小僧のように笑んだ。
「決まってるだろ、海兵! 花見しようぜ!」
 酒もあるぞ、と楽しげな声。スモーカーの反応など無視して、彼はどんどん花見の準備を進めていく。酒とつまみを置き、敷いたシートに腰掛けるサボは立ち尽くすスモーカーを見上げた。
「早く座れよ」
 自身の横を指でとんとん、と叩くサボ。ここに座れという意味らしい。
「革命軍と酒を呑めってか」
「……へェ。中将殿はおれが毒でも盛ると思ってるのか?」
 そのような輩でないことぐらい、すでに何度か共闘や情報交換をした身であるためわかってはいる。けれども、スモーカーは海兵で、サボは革命軍だ。ともに食事、その上花見などしたことは一度もなかった。サボがもう一度スモーカーに声をかけた。
「おれのおごりだぜ」
「……いらねえ」
「今回の情報は結構イイやつだけどな」
「テメェの持ってる情報に外れなんてねえだろ」
 スモーカーの言葉にサボはしばし目を見開く。そして片手で額を抑えた。くすりと吐息で笑う声がした後、サボが言った。
「うん。やっぱりお前と花見がしたいな、おれは」
「…………テメェ、やっぱり麦わらの兄貴だな」
 人を振り回すところがそっくりだとため息をひとつ。スモーカーの呆れた吐息にサボが破顔した。それはもう、とてつもなく嬉しそうである。あ、嫌な予感がする。
「ルフィの話でもしながら花見するか! 海兵!」
「断る!」
「遠慮するなって!」
 ひらひらと舞う桜の雨の中、ふたりはしばし花見を楽しむのだった。
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サボスモSS
初公開日: 2020年04月05日
最終更新日: 2020年04月05日
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ツイッターでしてる、1日1回(できたらいいな)サボスモのやつです。
サボスモSS
ツイッターに投稿してる1日1回サボスモのやつです。
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