二人して風呂場転がり込んで、シャワー浴びながらも兵頭のこといじってたら肩に噛み付かれて、そのまま浴槽の中でそこそこ良い雰囲気になって結局ヤッた。
 風呂場で1回、ベッドで2回。
 俺が事前に尻の準備をしてやってたおかげでめちゃくちゃスムーズだった。さすが俺。先の見通しができてる。
 兵頭はというと、飲み会終わって、オールで空見て、風呂入ってえっち3回もしたら、いびきも歯軋りもせずに隣で死んだように寝た。さすがの体力馬鹿も限界だったか。
「あ〜…ケツ痛った……」
 そういう俺も、正直調子に乗りすぎて尻の穴がほぼ瀕死。地味な鈍痛のせいで寝れたもんじゃねぇから、大根がブルーなんとかって言ってたのが何かを調べてみることにした。
「なんつってたっけな…写真家の間じゃ有名で?ブルー…なんとかって、これか……」
 検索すれば有名な言葉なのかすぐに目当ての言葉がヒットする。
 日の出前はブルーアワー。日の出後はゴールデンアワー。
 アイツはブルーアワーを見て、俺の目みたいだったって言ってた。で、俺はゴールデンアワー見て、兵頭の目ん玉みたいだなって思ったわけ?考えてること一緒じゃねぇか。めちゃくちゃ恥ずい。
「……はぁ〜あ、大根のくせにキザなこと覚えてきやがって」
 なんとなく腹が立ったから、気持ち良さそうに寝てる兵頭の鼻を摘んでやった。だんだん眉間に皺が寄っていくのが見てておもろい。
 一緒に住み始めて結構経つけど相変わらず喧嘩は絶えねぇし、ムカつくことばっかだし、価値観なんてほっとんど合わねぇし、味覚もトンチンカン野郎だけど、コイツといるのは飽きねぇな…とは思ってる。
 なんとなく、ずっと一緒にいることになんだろうなぁとも。
 いつもならもうすぐ朝飯の時間なんだけど、今日は珍しく二人ともオフだし、このまま二度寝して、起きたら遅めの朝飯食って、もう一回くらいなら、俺が尻で抱いてやらんこともない。
 そうと決まればさっさと二度寝。
 俺は、人間湯たんぽの馬鹿にちょっとだけくっついて瞼を閉じた。
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青木健一郎
かわさんの原稿だ~~!(やんややんや)
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