第三話 誰そ彼(響夜高校3年、夕中3)
 夕(ゆう)はとても美しい男の子です。
 大きく綺麗な瞳に透き通る肌、黒曜石のように滑らかな髪は光に当たると煌めいて輝きます。少し幼く可愛らしい顔立ちは、人々の憧れと尊敬を集めています。
 夕は山と海に囲まれるたちばな市に生まれ、多くの自然の中でたくさんの愛情を注がれながら、強く、優しい子になりました。
 
 明日は紫泉中学校の卒業式です。
 三年生は午前中だけ卒業式予行と、一時間ほど講習を受けます。一昨日はお酒との付き合い方、昨日は薬物乱用防止、今日は不審者対策でした。
 講習が終わればホームルーム無しで下校です。
「あー肩凝った」
「帰ろー」
 授業を終えた生徒たちが教室に帰っていきます。夕は数人の男友達と連れ立って、流れに合わせて歩いていました。
 時折、女子生徒が振り返って夕の顔を見ては、控えめな声で興奮しています。夕は目が合えば、にこっと笑いかけてやり過ごします。その反応に、女子生徒の声がまた一段と高くなりました。
「夕ちゃんと話聞いとった?」
 並んで歩いている男子が、夕に話しかけます。
「聞いてたよ?」
「防犯ブザー持つようにって言っちょったじゃん?」
「女の子も大変だよな」
「ここに限ってはあり得ませんけど気をつけてくださいーって?」
「夕はほんと気いつけてよ!」
 後ろを歩いていた男子が、夕の肩を優しく掴みます。
「まあ大丈夫っしょ! 引っ越すんじゃないだろ?」
「うん、卒業するだけ」
「寂しい寂しい! 夕卒業しないでー!」
 別の男子が夕の腕に縋り付いて訴えます。
「俺も卒業して夕と働こうかなー」
「わかる」
「したら夕とずっと一緒に遊べるしな」
「もう、今日も遊ぶじゃん」
 夕は呆れたように眉尻を下げました。
「毎日会いたいもん!」
「もんって……。俺だって寂しいもん!」
「うあっ」
 男子は心臓を射抜かれたフリをして夕に雪崩掛かりました。すかさず、後ろを歩いていた男子が聴診器を当てる真似をしました。
「これは致命傷ですね」
「寿命伸びたわー」
「神の御業です」
「また言ってるよ」
 夕は苦笑いしつつも、なんだか嬉しそうです。
「夕とのフォーリンデイズも明日で最後かあ」
「今日はたくさんラブラブしようね夕!」
「もう、帰るよ!」
 夕は頬を染めながら、男友達の通学カバンを持って教室を出ました。やり取りを見ていた女子生徒の黄色い歓声が教室中に響きます。
「ああん夕待って」
「夕どこ行きたい?」
「ゲーセン? バーガー? そ、れ、と、も、たからホテル?」
 たからホテルは、隣街にあるレジャーホテルです。
「逢瀬しちゃう?」
「バーガーと三角公園!」
「あらそういうのがお好み?」
「普通に遊ぶだけだってば!」
 冗談を言い合いながら、夕は男友達と学生生活の最後を楽しみました。
 夕の通う紫泉中学校は中高一貫校です。本来なら卒業後も同じ敷地内にある紫泉高校に通うのですが、夕は進学をしませんでした。中学校を卒業後、知り合いの美容院で働く道を選びました。昼夜問わず働く母親に、少しでも楽をさせてあげたいという思いからでした。
 夕は母親と二人で暮らしています。たちばな市の中心、住宅地の奥の入り組んだ路地裏に隠されるようにひっそりと存在する、古いアパートの十一畳部屋に住んでいました。
 夕は友人と遊び疲れて帰宅した後、すぐにキッチンに立ちました。毎日、母親と一緒に晩ご飯を作って食べるのが萩野家のルールです。
 食卓にも勉強机にもなるちゃぶ台には、白米や焼き魚などのシンプルな食事が続々と並びます。
 二人向かい合わせに座り出来立ての料理を食べていると、母親が夕に聞きました。
「本当に高校とか行かなくてよかったの?」
 卒業を決めてからというもの、三日に一回は同じことを聞かれます。
「勉強はいつでもできるから。今まで母さん頑張ってくれたしね」
「母さんは嬉しいけど……」
 母親は夕を愛しそうに見つめながら、言葉を変えて問いました。
「心配なこととか不安なことはない?」
 そういえば、と言って夕は首を傾げました。
「いつも誰かに見られてる感じはするかな?」
「前と同じ感じ? あの時はストーカーの子だったけど。警察とかに相談してみる?」
 夕は少しの間考え、笑顔で答えました。
「ただの勘違いかもしれないし、いいよ」
 母親は、夕を心配する顔をしています。それを察して、夕は明るい声で言いました。
「母さんはないの? 不安なこと」
「うーん。あ、肩こりと便秘とか? もう若くないしね」
「時間作って病院行ってよ」
「そうねぇ」
「次の休みにでも」
 母親は「夕も、いつでも言ってね」と言いながら、食べ終えた食器をシンクに置きました。
「じゃあ母さん仕事戻るわ」
 夕は、玄関で靴を履く母親を見送ります。
 母親は、夕の体をぎゅうっと力強く抱きしめました。
「母さん、痛いよ」
 夕は痛いほど抱きしめられながらも、顔は綻んでいます。
「大事な大事な夕。大好き。誰にも渡さない」
「うん、俺も」
 二人は存在を確かめるように抱き合いました。母親は夕を離して、しっかり目を見て言いました。
「いってきます、おやすみ」
「いってらっしゃい」
 母親はドアを開けて、路地裏を歩いて行きます。
 夕は母親の姿が見えなくなるまで手を振って、家に戻りました。
 今日は卒業式です。
 卒業生も在校生もソワソワして学校中が落ち着かない様子です。
 夕は、机に積み上げられていた卒業アルバムへの記入もあらかた終わり、別れを惜しむように語らいながら教室で待機していました。
「三年二組萩野君三年二組萩野君。至急職員室まで来てください」
 校内放送がかかりました。
「夕呼ばれてるよ」
「なんだろ?」
「いってらー」
 夕には卒業式の直前に呼び出される心当たりは無く、何の用事があるのか見当もつきません。職員室の入口で名乗り担任教師の席まで近寄ると、椅子に座るよう促されました。担任は深刻そうな顔をしています。
「……お母さんが職場で倒れて救急車で運ばれたそうだ。命に関わるほどではないらしい。萩野、これから卒業式だろ」
 どうする? と担任が尋ねました。
 夕は目を見開いてキョロキョロ泳がせていましたが、担任の言葉を理解するなり、たちまち顔が青くなりました。目の前が霞み、動悸が脳に直接響きます。
「たお……どこの、病院ですか?」
 精一杯絞り出した声はかすかに震え、喉がカラカラに乾いています。
 担任はすぐに電話を取り、母親の元に夕が行くことを伝えました。手の空いている教師に声を掛け「萩野を頼む」と車の鍵を渡しました。
 夕は立つこともままならず、その様子をぼーっと見ているほかありませんでした。
 
 夕は、教師の車でたちばな病院まで送り届けられました。
 エレベーターに乗り母親の病室がある階に着くと、薬と微かな排泄物の臭いがしました。
 奥の病室から紳士風の男(信)が出てきました。男はすれ違いざまに夕を鋭い目つきで睨みつけましたが、夕はそれに気付きませんでした。
「萩野君、病室ここですね」
「……はい」
 教師は看護師に教えられた部屋番号を確認し、扉をノックしました。
「どうぞ」
 病室の中から母親の声が返ってきたのを確認したあと、教師は扉を引きました。
「失礼します。紫泉中の田中です」
「あっすみませんわざわざ」
 母親は立って挨拶しようとしましたが、ふらついて上手く立てません。
「ああ無理せんでください」
 教師が駆け寄って支えます。夕はそれを見ているしかありません。
「母さん……」
 母親はやつれた顔で横になっていました。昨晩から半日も経っていないのに、随分げっそりしています。話しやすいように斜めに固定されたベッドの上の母親は、幾分か小さく見えます。
「萩野君、ここ」
 教師が丸椅子をベッドの側に置いて、夕に座るように促しました。
「私外出てますね。なにかあったら呼んでください」
 教師が病室を出ました。
 二人きりになった病室は、静まりかえっています。外を歩く人の話し声と、薬の匂いだけが空間を満たします。
 夕は俯いたまま口を開きました。
「倒れたって……なんで」
「過労だって。ちょっと無理とかしすぎたかもしれんね」
 母親は弱く笑いました。
 膝の上で両手を強く握りしめる夕の前で、母親は優しい声で言いました。
「心配かけてごめんね。今日卒業式じゃなかったっけ?」
「うん……式始まる前だったから」
 夕は、下唇を噛んで涙が溢れないように必死に耐えました。
「夕?」
 ぽたり、と涙が一粒落ちました。
「うぁぁぁー」
 堰を切ったように、夕は声を上げて泣きました。その様子に母親は驚き、急いで夕を抱き締めました。
「大丈夫、大丈夫だよー」
「かあ、母さん……」
「うん」
 夕も母親の背中に腕を回して、しっかり抱き締めました。
「母さんがいなくなったら……俺っ……」
「うん」
「ほんとに……無理っ、しないでよ……」
「いつ死ぬか分かんないんだから、こうやって大好きって伝えてるんだよ」
「ううっ……」
 母親の背中に回した夕の手は、冷たく震えています。母親は、薄い入院着から伝わる体温に気付きました。背中に回る夕の腕を外し、両手を柔らかく握りました。
 夕はすんっ、と鼻を啜ってはぁー、と大きく息を吐きました。
「母さんが無理してるの知ってたのに……」
 母親はううん、と首を振りました。
「夕はちゃんと言ってくれてたよ」
 母親の温もりが夕に伝わります。
「もっとできることあったはずなのに……」
「夕もいつも頑張ってくれてるよ! すごい助かってる!」
 分け与えられた体温で暖まり、夕の動悸も落ち着いてきました。
「……仕事、どうするの?」
「うーん迷っとるんよ。加工場のほうが楽だけど清掃のほうが給料良いし」
「俺も働くし、昼だけにしといたら?」
「そうしようかね。あとで連絡してみるわ」
「入院二、三日とかだし、ご飯足りるかな?」
「学校無いし、買いに行くよ」
「そうね」
 母親は「あ、そうだ」と言って
「食器棚の引き出しに大事な物とか入ってるから、持ってきてくれる? お金も下ろさんといけんし」
「わかった。ゆっくり休んでて」
 夕は病室をあとにしました。
「萩野君、家はどこら辺かな?」
 夕は教師の車で家に送り届けられました。
 家に帰った夕は母親の歯ブラシや衣類を鞄に詰め、冷蔵庫の食材を確認しました。
 母親から頼まれた食器棚も忘れずに見ます。背の高い食器棚の真ん中あたりに丸取手の付いた浅い引き出しがあります。引き出しの中には市原銀行の通帳、東雲銀行の通帳、いざという時の五万円、マイナンバーの通知書、契約書類、合鍵が入っています。
 夕は出来心で通帳の中を見ました。母親の給料と子育て支援金が振り込まれ、生活費と水道光熱費が引かれています。毎月決まった日にヨウイクヒが入っています。家計の内情は母親と共有していますが、このヨウイクヒについて一度も聞いたことがありません。ヨウイクヒは丸ごと落とされて東雲銀行の口座に移されています。このヨウイクヒは誰から振り込まれているのでしょうか。役所、職場、それとも顔も知らない父親でしょうか。
 ヨウイクヒが入っているのに、それでも母が働いていたのはなぜなのでしょう。
 引き出しの中身を全部出すと、底に一枚の絵を見つけました。モノクロで扇型の抽象画のようなもので、写真のようにも見えます。裏面には母親の字で『茜十六週』と書かれています。
・11時
 夕は病院戻って母親に荷物を渡しました。
「あとこれ、ヨウイクヒってのが」
 夕は通帳を指差して聞きました。
「あーこれはね、夕の好きにしたらいいよ」
「これ、どういうお金なの?」
「説明すると長くなるんだけど……」
 夕の分からないことがあると、母親はいつも最後まで説明してくれていました。けれど、今の母親はいつもと違います。その様子に、夕は違和感を感じました。
翌日
 夕は入院代を支払うために貯金を下ろしました。通帳を記帳すると新たにミマイキンが振り込まれていました。ヨウイクヒよりも多額で、裕に半年は生活できそうです。
「なに、これ……」
 市原銀行から出ると、駐車場にある黒塗りの車から紳士風の男が出てきました。銀行に入って行くのかと思いきや、夕に近づいてきます。
 受け取り有無の確認をさせられる
「あの、あ、えっと……変なことだったらごめんなさい」
「もしかして、あなたが父ですか?」
「それを肯定するのは禁止されています」
 男はそう言うしかありませんでした。
「他言無用で」
 男は脅すように声を低くしました。
「いいですね」
 もしかして、さっきの男がずっと見張っていたのかもしれません。
 食器棚がカタカタ鳴り、天井が軋み、家の前を通る足音が大きな地響きに聞こえます。夕は全身の毛が逆立つ感覚がしました。
 思わずしゃがみ込み、見回します。
「お願い、やめて!」
 
「約束は守るから!」
 夕の瞳は潤んで、今にもこぼれ落ちそうです。音はすぐに止みました。
・制服もらいに美夜に行く夕
 夕は商店街に行きました。
 外壁には、壮年の男性が写っている真新しい選挙ポスターが一枚貼られていました。
 店内にはラジオが流れ、謎のユニットを名乗る六人の男性が軽快に話しています。
「あ、来た来た」
 オーナーとは以前から親しくしており、進路の相談をしたところ、夕がこの店で働けるようにしてくれました。
 制服を受け取りました。
「じゃ、四月からよろしくな」
「はい!」
 夕とオーナーが話し終えるのを見て、少年が声を掛けました。
「し深夜さん、聞いてもいい?」
「おう、ちゃんとは入っとったか?」
「う、うん。このユビューティーサロンミってああった。よヨウイクヒとミマイキンっていうのもあった」
「ん、響夜ちょっと見せてみ」
 オーナーと響夜と呼ばれた少年は、通帳を見ながら何やら話しています。ヨウイクヒ、ミマイキンという覚えのある単語に、夕は耳をそばだてました。
「ヨウイクヒは毎月入ってて使われとんな」
「つってたのは、ああの人?」
「そやろな。響夜の母さん銀行にも行けんかったんやろ」
「うん」
「ミマイキンは四年前に一回だけなんか。これは下ろされとらんな。ちょうど入院した時期か」
「そういうももの?」
「役所の子育て支援金はあるけど、ちゃんと『コソダテシエン』て書いてあるけん別もんかな」
「わ分からんから、ここのままにししとく」
「そうしときない。でも俺が知らんだけで、そういう制度があるのかもしれんな」
「あ、あの、僕もそれ見たんです!」
 夕は思わず口を出しました。
「絶対何か裏がありますよ!」
 響夜は
「し調べるのはいいけど……」
 と、前置きしたあと続けました。
「理由をし知ってどどうするの?」
・見舞金を受け取ってしまった=
「他言無用って言われたんですよね」
「だから、俺が行動するとダメなんですよ……そうだ! 深夜さんパソコン使っていいですか?」
「ええよ」
 夕は壁際に備えてあるデスクトップPCを立ち上げ、ブラウザを開きました。
・うわさで聞いたニートヒーロー、猫探し迷子子守なんでもござれ→
「それで、ヨウイクヒとかミマイキンって何なのか調べてもらうんですよ!」
「でも報酬が必要って書いてあるよ」
「ミマイキン使います。はじめっから無いお金なんだし」
 夕と響夜は図書館で昔のローカル紙を探しました。新聞には、
 ニートヒーローとは、図書館のロビーで待ち合わせと伝えています。
「ヒーローさん遅いですね」
 ロビーにある大型テレビでは、ローカル局の『いちテレ』が映し出されています。若い男の子アイドルグループが商店街の飲食店を紹介しているようです。
「ここの人に夕君に似てますね」
「そうですか?」
「ごごめん」
「別に謝らなくていいですよ」
・響夜&夕から依頼を受ける新都、真実を知りたい依頼
・やる気のない新都(■■■加害者は尊敬する兄さんだから)
「新聞より週刊誌の方がいいんじゃないすか。ゴシップ系載ってるんで」
 ニートヒーローは、最新の雑誌を暇つぶしに捲っていました。表紙には、四人組の若いアイドルグループシャインが飾っています。先ほどロビーで流れていた番組と同じ人たちのようです。雑誌を横目に見て
「偶然ですよ」
「必然じゃないっすか?」
「尊敬するところでしたよ」
「え、なんでき急に褒めるの」
「それ褒めてないですよ」
「もう、ヒーローさんも働いてくださいよ!」
 ニートヒーローは「えー……」とやる気なさそうにしていましたが、
「じゃあ、そういうのは弟が得意なんで」
 と言って、小部屋から出ていきました。
 しばらくすると戻ってきました。
 御郷に公衆電話して真相を二人に話す新都
「この年になると、探偵の一人ぐらい知り合いにいるんすよ」
ヒントは脅した男、■■■事件の発覚
・■■■事件が握りつぶされたのは、加害者の一人が東雲の跡取り息子だったから
市原銀行は出来立て、一色の妻の実家の東雲銀行を頼って教えてもらっていた。市原社長として守らないわけにはいかない
「握りつぶせって指示したのはあのじじいだよ。この街に住んでるなら顔見たことぐらいあるんじゃない?」
二人の母親は人生を狂わされた
・どうして握りつぶす必要があったのか?罰を受けさせた方が結果として良いのでは?警察に行く?いや、その理由を知ってからがいい
・ヨウイクヒを自分だけが使っていた響夜パパ、ヨウイクヒを意地でも使わなかった夕ママ(使ったら隠蔽を受け入れたことになるから)
・夕ママは何度もいらないと言っていたが、それが源五郎に
「伝わっていなかったか、君が話したっていう男(信)にとってのささいな反抗だったんじゃない?」
「反抗ですか」
「そう。自分のせいで支配下に置かれた、大きい力にね」
「ヨウイクヒもういらないって言いに行きましょうよ!」
「う、うん」
●問題の解決、昼間に源五郎の事務所兼邸宅行くも門前払い、夕方にはいるらしい、行こう
・日が落ちても明るい時間帯、侵入しようとしたところに任務帰りのアザミウマ(低身長同い年)と出会い、目的を話す
・アザミウマが侵入工作(いつもやってること)、新都が二人を護衛、二人がカチコミ
・源五郎は会食でおらず、警備員に捕まる、源五郎の第二秘書が居会わせて源五郎に電話で処罰を相談する
・携帯越しに源五郎からの言葉
・橘の花言葉:追憶(記憶をたどり、思いをはせる→歴史の意味を知る)、話してやろう
・催事を行うことで神域に近づく。言霊の力が強くなり、抗うと厄災が起こってきた。地震、津波、台風、交通事故、■■■事件
・一色は妻の実家である東雲を助けるしかなかった。下の者は厄災を恐れて従った。
・今は御三家の長が共同代表として変わるがわる催事を行う。言霊の力は分散した。
・ヨウイクヒはせめてもの償い
・獄中のリーダー、飼い殺しにされているアザミウマパパ、処罰通りに暮らしていた響夜パパ、逃げ出した夕パパ、心を入れ替えて幸せに暮らしている藤森家
「子供は、何だったかな。流行りのアイドルとかいうものになって良くやっている」
「君たちもいちテレで見たことがあるんじゃないか」
・何も知らない優秀なあの子に比べてお前たちは知らなくてもいいことを知ってしまった
・双子と新都も優秀だ
・白花タイトル回収、橘は御三家先祖が作り上げた箱庭、実験室。全てを支配下に置くために影響力の強い人を育てる場所。
・源五郎「神が私のために為した子である」
・橘出身→憧れの地→橘に習え→御三家に教えをこう→御三家の思うまま
・夕は影響力の強いものになれる素質がある、なんなら手配もしてやる
・(夕に向かって)いまだ月にも太陽にもなれない子よ、私が作る明かりの下でどうか生きておくれ、その命を私のために使っておくれ
・響夜は素質がないからどうでもいい
・帰り道
 ちょうど、陽が役目を終える頃です。彩度が低くなり、辺りが見えづらくなてきました。
「ぼ僕はし知ってたよ」
「なんで言ってくれなかったんですか!」
「夕君もし知ってるとお思ってた」
・悪が作り上げたとしても世界は簡単には変わらない、過去は直せない
・悪いのは街でも人でもない、源五郎も親を継いだだけだ、その先祖はもういない
・僕らが育ててもらった街だというのに変わりはない。大切な人もいる。
・この街が好きだ、ここに居たい、けれど源五郎の思い通りにはなりたくない
・この街にいること、その上で一市民で居続けよう、夕にとってそれが復讐で望むことだ
・響也には家族がいるから、一緒にいたいと思う
・泣く、茜の揺らぐ影
「今女の子いませんでした?」
「お女の子?」
「うん」
 夕が涙を拭うと、視線の先には誰の影もありません。
 潤んだ夕の瞳は、真っ直ぐ私を見ていました。
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第三話 誰そ彼
初公開日: 2022年09月19日
最終更新日: 2022年10月02日
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【ワンライ】死神
久しぶりのテキストライブです。よろしくお願いいたします。
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TRPGでロスト(死亡)したPC(キャラクター)が元シナリオに干渉できたらいいなという話です。シナリ…
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10月分ネタ出し➁
空!ファンタジー!スチームパンク!大谷野課長!って感じのラジオのネタ出しです。月1更新が目標。 ht…
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