私の個人的最推しラノベの、二次創作。
運営さんの企画に参加してみる。条件は以下(抜き出し)
 文量は「1文」以上。
 最初の書き出しのみでOKです!
 ・帰り道
 ・現実世界
 ・主人公は高校生
 ・性別自由
 ・幼馴染と一緒
 https://txtlive.net/ch/1623505276148
帰り道
 今日の授業のこと、放課後のトレーニングのこと、楓のモデルの仕事のこと、メイの見習い仕事のこと、プチプラコスメで最近使っているのは、流行りの新商品のお菓子でおいしかったのは……幼馴染との帰り道は、話題はいつも通りなのに、いつだって楽しい。
 ひとりぼっちの帰り道に慣れ切って、幼馴染とこんな風に話が弾むなんて想像したこともなかったメイだから、余計だ。
 ただ今日は、ちょっとだけそわそわとしている。なんとなく、楓の方もメイの様子がおかしいことに気付いているのだろう。時々会話に妙な間が空く。無理に聞き出そうとはせず、メイが話始めるのを待ってくれている。友人の気遣いが嬉しくもちょっとだけ気恥しい。メイは手に持った籠に視線を向ける。一寸法師サイズに縮身したスサノオは、すっかり寝入っているようだった。ほっと短く息をはきだした。だって当の本人に、こんな話を聞かれたくはない。
「あ、あのね、ふーちゃん。もし、ダ、ダメじゃなかったら、今度、日曜日に、バレンタインチョコ作るの、手伝ってくれない……?」
「へえええええええ?」
 メイの様子からいろいろ察した楓はからかいたいのを我慢して、いいわよ、とだけ返した。経緯やらなにやら詳しいことは当日に、根掘り葉掘り聞けばいい。幼馴染との帰り道、近く話題にコイバナが加わるんだろう。今から楽しみだと、楓は頬を緩ませた。
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