アンサング・デュエット 
『幸せは空にうかぶ』
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所要時間:90分
シナリオの公開:OK
シフターの作成:どちらでもOK
推奨する関係性:あと一歩踏み込めなくて本音が言えない仲
異界の発生原因:揺らぐことがない無上の悦びに包まれたい欲求
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 ふたりは幸運だ。
絶えない悦びが約束された楽園に、行ける権利を手に入れたのだから。
 電車に揺られて辿り着いた雪降る港町には、
狭く迷路のような路地、ひねくれたトタン屋根が連なる家々。
そして、月に行ける奇祭があった。
 あと一歩が踏み出せないあなたと、受け止めたい君へ
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 このシナリオは、雪が浅く降り積もる、奇妙に捻じくれ古びた港町が舞台です。
辺りは緑の燐光を放つ火の粉が漂い、雲の隙間からのぞかせる満月はいつにもまして魅惑的に映ります。
 この異界をふたりで歩き語らいながら、互いを助け合って進みます。
■あらすじ(プレイヤー向け)
 このシナリオでは、シフターとバインダーがふたりで遊んだ帰り道で、
異界に囚われることになります。
 シフターからバインダーを誘って遊んだ日、
帰りの電車が見知らぬ駅名を告げて止まってしまいます。
 降りた駅は、潮風の香りがする小さなホームでした。
粉雪が舞い、肌寒さを感じます。
 電車の運転手はふたり以外の乗客に”祝祭”への参加希望を聞き、
彼らは当たり前のように参加を希望して降りていきました。
 取り残されたホームで、ふたりがその駅員から事情を聞こうとすると、
彼は突然笑いながら走り出します。ひどく嬉しそうな様子です。
 シフターもおぼつかない足取りで、何かを見つめながら歩き出し……。
 ふたりは見慣れない景色のなか、互いを支え合って脱出を目指します。
ここから先はGM情報になります。
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■詳しいストーリー(GM向け)
 このシナリオのシフターは、異界に迷い込む前日に"失敗"をしています。
自分の性格や癖が招いた失敗です。いい気分はしません。
それを紛らわせるために、シフターは親しい間柄であるバインダーと遊んで過ごしました。
 しかし、それは"失敗"を紛らわせるための行動にしか過ぎません。
自分の想いを聞いてもらおうとも思っていたのに勇気が出ず、
シフターはどことなくもやもやが残ったまま、ふたりは電車で帰路につきます。
 打ち明けられなかった自分が嫌い。もう考えたくない。嫌なことを忘れるほどの体験をしたい。
そのシフターの気持ちが、異界入りを招きました。
 この異界は、揺らぐことがない無上の悦びを約束する地へ行こうと、
シフターへ静かに誘いをかけてきます。
 このシナリオの中盤で、シフターは心を揺さぶられた末にバインダーに気持ちを吐露します。
バインダーはシフターの気持ちを受け止めてくれるでしょうか。
 このシナリオでは、バインダーがシフターを呼び止め支え合いながら、
ふたりで協力して異界から脱出し、日常へ帰還することを目指します。
特殊な準備・シフターのストーリーフラグメント
 シフターはこのシナリオの間、以下のストーリーフラグメントを獲得します。
このフラグメントは、シナリオ終了時に無事帰還できていれば自動的に消滅します。
「自己嫌悪 → 失敗してしまった原因は、あなたの性格や癖だった」
 ふたりで遊ぶ前に、GMはシフターに何があったのかの詳細を考えてみてください。
また、この詳細はバインダーには内緒にしてください。チャプター3の結末で公開するからです。
■サンプルシフター
シフターデータ
名前:王原 真里(おうはら まり)
性別:女性
年齢:18歳
フラグメントボックス
・友人 → パートナーとは3年間同じクラス。一番ながい付き合い。
・不可欠 → 高校を卒業して別の道に行っても、ずっと連絡を取り合う仲でいたい。パートナーに打ち明けたことはない。
・浮世離れした雰囲気 → ハスキーな声。無造作が似合う髪型。崩した制服の着こなし。
・霊視 → たまに幽霊が見える。お祓いの真似事をしたことがある。
・聞き上手 → 相手の話を聞くことが好き。近寄りがたい雰囲気のため知っている者は少ない。
・月にまつわる思い出 → 小学校低学年のころに、ひとりぼっちの公園で月を見上げた。
・ストーリーフラグメント「自己嫌悪 → 失敗してしまった原因は、あなたの性格や癖だった」
 バインダーと遊ぶ前日。不仲だった両親が大喧嘩して片方が家を出てしまった。
 その時、真里はどちらの肩も中途半端に持ってしまって、両方から怒鳴られた。
トークデータ
一人称:アタシ
口調:誰に対してもくだけた口調
口癖:~ねえ。カラカラと笑う。
設定:無造作に伸ばした髪をざっくりと編み込んだ髪型の高校3年生。
好きなことは、高いところに行って外を眺めること。学校の屋上に行くと大抵いる。
▼チャプター0「楽しいは作るもの」 異界深度4
チャプターのあらすじ
 ふたりで遊んだ帰り道、同じ電車に乗ります。
ここまではいつもと変わらぬ日常、だったのですが。
 車内アナウンスが見知らぬ駅名を淡々と告げます。
終点『汪港町』(おうこうちょう)と。
たどり着いた先は、ホームと駅舎のみの小さな駅でした。
状況説明
 季節は冬。冬至の日(12月21日か22日)です。
 この日、バインダーはシフターから誘われて、ふたりで遊びに出ました。
誘い方や用事は好きに決めてしまってかまいません。
 そして、ふたりで電車に乗って帰ることになりました。
シフターは疲れからか口数が減り、たまにバインダーの様子を伺いながら電車に揺られています。
判定
 このチャプターに判定はありません。
 適度にふたりでロールプレイを楽しんだ後、
GMは結末を読み上げて、次のチャプターへ進んでください。
ロールプレイ指針
 シフターはバインダーと楽しく遊ぶことで、自分の気を紛らわせようとしています。
今回は珍しくシフターからバインダーを誘った、いつも行かないような場所に行くことを提案した、
いつもよりはしゃいでいる行動が多い、など。
バインダーがちょっとした違和感を持つようなロールプレイができればいいかもしれません。
もちろん、ふたりでいつも通り楽しく遊んだ、居酒屋で飲みながら憂さ話をした、でも大丈夫です。
 大事なことは、この時点ではシフターはバインダーに対して本当の想いを言わないことです。
嘘を含んだ憂さ話をするにしろ、ちょっと無理をした行動をするにしろ、
そうするに至ったシフターの気持ちや真相は、後にとっておいてください。
結末
 車内アナウンスが見知らぬ駅名を淡々と告げます。
「次の駅は、終点『汪港町』(おうこうちょう)」
やがて、電車は小さな駅にたどり着きドアが開きます。
 ふたり以外の乗客は慌てた様子もなく、準備を整えてドアを出ていきます。
 電車は再び動き出す様子もありません。
ふたりは電車から出ざるを得ないでしょう。
▼チャプター1「悦びは与えられるもの」 異界深度5
チャプターのあらすじ
 駅員は乗客の切符を切りながら、
バインダーとシフターのふたり以外の乗客に祝祭の参加を勧めます。
乗客は当たり前のように祝祭の参加を希望して駅を去っていきます。
 最後に残ったふたりは、駅員から祝祭が何なのかを聞こうとしたのですが。
駅員は突如線路に駆け出したと思うと、それまでの静寂を裂くような嬉しそうに笑い始めます。
 そして、なにかに魅入られたように、シフターも駅員の元へ歩きだします。
バインダーがその体を止めると、
駅員が得体のしれない白い筒に囚われている光景が見えたのでした。
 ふたりは筒の中に入りたい衝動にかられますが、なんとか堪えることに成功します。
そして、この異界から出るために駅を出るのでした。
状況説明
 電車から降りると、そこは古びたホームでした。小さな駅舎も見えます。
 ひどく冷え込む夜です。
それもそのはず、粉雪が舞っていました。潮風の香りもします。
ホームに屋根もなく、駅名を示す看板が少しだけ雪に覆われていました。
 電車の運転手も電車から降りて、乗客の切符を切っていました。
そして、彼は乗客へ"祝祭"への参加希望を聞いていきます。
電車から降りた人々は参加を希望し、次々と駅から出ていきました。
 残されたのはバインダーとシフターのふたり、そしてこの電車の運転手(駅員)だけです。
初老の駅員はふたりにも"祝祭"への参加希望を聞きます。
 シフターが"祝祭"が何なのかと質問を返すと、
彼は「月に感謝を捧げ、一時的に住まわせてもらう祭り」であると話して、空を見上げます。
 雪が舞い散る曇天の隙間から、月が顔を出します。
その途端、駅員とシフターは月から線路の一箇所へ視線を移動させます。
まるで何かがその場所に落ちてきたかのように。
 駅員は片足を引きずりながら、我先へと駆けていきます。
彼はその場所にたどり着くと、こらえきれない悦びをもらすかのような満面の笑みを浮かべます。
そして、体が蛹のように動かなくなりました。時折、嬉しそうな声をあげています。
 シフターもやや遅れて、駅員の元へと歩き出します。
その足取りはゆっくりとおぼつかず、何かに魅入られているようです。
 バインダーが声をかけても止まりません。
シフターを止めるには、その体に触れて掴むしかないでしょう。
 バインダーがシフターに触れることで、見えていた光景が変わります。
シフターの体を掴んで止める(手を繋ぐ)
 駅員は、大人1人をすっぽり包み込める程の、
白く側面に穴の空いた筒のような形状をしたそれに囚われています。
 その筒は何かの皮膜のように脈打ちながら、横に伸縮運動を繰り返し続けています。 
 駅員は側面の穴から顔をのぞかせて、悦びに震えていました。
 バインダーは気持ちが悪いはずのそれに対し、
おぞましくも羨ましい、自分もあの中に入ってみたいと考えが心に浮かびます。
判定
「白い筒に触れようとするシフターを止める」 難易度:5
・ふたりとも成功した
 ふたりとも正気に戻り、白い筒から離れることに成功します。
 ロールプレイに進みます。
・どちらか一方だけ成功した
 成功したほうが正気に戻り、失敗したほうをフォローすることができました。
 失敗した方のフラグメントボックスからフラグメントを1個選び、「忘却」にチェックを入れてください。
 次に、フラグメントを
「変異:悦びに包まれたい欲求 → 行動せずに悦びを味わいたい」に変異させてください。
 その後、ロールプレイに進みます。
・ふたりとも失敗した
 ふたりとも正気に戻ることなく、白い筒に触れてしまいました。
駅員の様子を狂おしいほど羨ましい、自分もあの中に入ってみたい。いや、入らなければならないと思いながら。
 しかし、白い筒は残念ながら一人用であり、もう入る余地はなかったようです。
ふたりはこの白い筒に入ることを諦めるしかないでしょう。
 ふたりはそれぞれ、フラグメントボックスからフラグメントを1個ずつ選び、「忘却」にチェックを入れてください。
 次に、フラグメントを、
「変異:悦びに包まれたい欲求 → 労せずに悦びを味わいたい」に変異させてください。
 その後、ロールプレイに進みます。
ロールプレイ指針
 このシナリオでは、シフターは異界に関する知識を持っていなくても構いません。
もちろん、異界に関する知識を持っていても大丈夫です。
 もしシフターが異界に関する知識を持っていなかったとしても、
白い筒を見た瞬間に一時的に魅入られ、正気を失う経験をすれば、
この場所が危険だとわかることでしょう。
 その後、シフターが正気を取り戻して理性で拒否しようとしても、
あのときの体験を思い出すだけで心地よく感じます。
 なお、白い筒は明らかに生き物のような脈打ち方をしますが、
空から振ってきた後は地面に貼りついて離れません。
結末
 ふたりは白い筒から離れ、ホームから駅舎へと逃げます。
先に電車を降りた乗客はもう見当たりません。
 この場所にはふたりだけです。
ふたりは気持ちを落ち着けようと、ベンチに座ります。
 シフターはこの町から出たいと話します。
何が起きているのかはわからない。
でも、このままここにいたら自分はあの中に入ってしまうだろう、と。
 その気持ちは、バインダーも同じはずです。
ふたりで協力して、ここから出ることを約束します。
 しかし、この路線はすでに終電です。バスやタクシーもありません。
 脱出できない以上、もう駅に用はないでしょう。
ふたりは休憩を終え次第、外に出ます。
▼チャプター2「幸せは探すもの」 異界深度6
チャプターのあらすじ
 このチャプターは住宅街の散策と、教会の探索パートに分かれています。
判定は教会の探索パートにあります。住宅街の散策パートでは、判定は発生しません。
 駅の外は住宅街が広がっていました。
ふたりは住民からこの町を出る方法を得るために町を歩きます。
住民と会話すると、彼らは教会に隣接する墓地に手がかりがあるかもしれないと教えてくれました。
 ふたりは町をぬけ丘を登り、教会にたどり着きます。
教会は緑色の炎で燃えていました。
ふたりはそれを避けながら墓地を探索し、絵が書かれた紙を見つけます。
そこから、ふたりは岬にある塔に向かえば脱出できそうだと気づきます。
状況説明(住宅街編)
 駅を出ると、ひねくれたトタン屋根の家々がふたりを出迎えました。
ひび割れて修繕もされてないコンクリの下り階段が、家の隙間を縫うように走っています。
 この街では祝祭が行われているという話でしたが、
人の話し声や賑やかな音楽は聞こえてきません。
その代わり、どの家の戸口にも、緑色に揺らめき光る松明が掲げられています。
 家の屋根の隙間から階段の先を眺めると、遠くに港が見えました。
岬に灯台のような高い建物が建っています。
 潮と粉雪混じりの風が吹きました。
冷えてはいますが、凍えるほどではありません。
 シフターが「緑色の火の粉が舞ってる」と呟きます。
バインダーがシフターに触れれば、降り積もる雪と共に、
緑に輝くちいさな火の粉が宙を舞っていることに気がつくことでしょう。
 住宅街をしばらく歩くと、箒で床を掃く音が聞こえてきました。
音の主は、玄関の掃除をする老人です。
老人は厚手のコートを着込んでいます。その顔は穏やかで年を感じさせません。
 シフターが彼に声をかけると、彼はふたりに対して深く会釈をして手帳を取り出しました。
そして、開きなれたページを示します。
『ようこそ、汪港町へ。ちょうど良い時に来ましたね。
もしよろしければ、祝祭に参加しませんか。』
 シフター(もしくはバインダー)が断り、この町を出る方法を聞きます。
すると、彼は月に行きたがらないふたりに対し、不思議そうな表情をします。
『月に行けば、無上の悦びに満たされます。なぜ断るのでしょうか。』
 
 問いかけに対し、ふたりは何かしらの返答をするでしょう。
どう答えるにしろ、彼は怒ることなく、町を出るための心当たりを教えてくれます。
『月に着いた先で、行方不明になっている者がいます。
もしかすると、彼らはこの街から出ていったのかもしれません。
彼らが残した品々は教会近くの墓地に保管してあります。ご覧になってみてはいかがでしょう。』
 教会は街外れにあると、老人は指差します。
指差す先には、緑色の光が見えました。
『教会はずっと前から燃えて続けていますが、広がる心配はありません。
炎に近寄りすぎないように気をつければ安全でしょう。』
 これは脱出に繋がる手がかりになりそうです。
さっそく、教会に行ってみましょう。
手を繋ぐ
・雪と共に緑に輝くちいさな火の粉が舞っている
・遠くから、歓喜に湧く老人の声が聞こえる
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状況説明(教会編)
 ふたりは階段をひたすら上り続けました。
そうして上っているうちに階段も途切れ、コンクリートの舗装もなくなり、
景色は緩やかな丘に変わりました。
 歩いてきた道のりを振り返れば、手前には足跡をゆっくりと隠し続ける雪、
遠くを眺めればひしめき立つ奇妙な家々の合間に緑色の松明が瞬いています。
 先程、灯台だとおもった物の正体もわかりました。
鉄塔です。太い針金で編まれたかのように鉄さびた塔が建っています。
 かれこれ、20分以上歩いています。
ふたりは坂道を歩き続けることができるような体力の持ち主でしょうか。
途中で休憩して、他愛もない話で気を紛らわせたり、
歩いてきた道のりを振り返ってみてもいいかもしれませんね。
 休憩も終わって歩いていると、教会がようやく見えてきました。
正しくは、教会だったモノです。そこは緑色の炎に飲み込まれていました。
 やや見上げる高さまで燃えさかった炎は、宙でまとまり緑色の火の玉となって漂っています。
冷たく照らすその炎は、近くまで寄っても熱さを感じません。
その代わり、皮膚がチリチリと引きつる違和感があります。
 火の玉に触れず、なるべく早くこの場を離れたほうがよいと察することでしょう。
 ふたりは教会近くの墓地に向かいます。
ここにも、緑色の火の玉が辺りを漂っていました。
墓石は東洋、西洋混ざった様式が入り交ざっています。
その上に覆いかぶさるように、雪が降り続いていました。
 この墓地のどこかに、手がかりが残されているのでしょうか。
手を繋ぐ
・この炎の光によって照らされるシフターに影が生じません(バインダーも影がありません)
 この炎は、非生物のみに影を生じさせています。
判定(難易度:6)
「火の玉に触れず、なるべく早く遺品を探し出す。」
・ふたりとも成功した
 遺品を見つけることができ、墓地から速やかに持ち出すことに成功しました。
 ロールプレイに進みます。
・どちらか一方だけ成功した
 遺品を見つけることはできましたが、失敗した方は火の玉に触ってしまいます。
 失敗した方のフラグメントボックスからフラグメントを1個選び、
「忘却」にチェックを入れてください。
 次に、フラグメントを
「変異:体の一部に力をうまく入れることができない → 火の玉が触れた箇所が思い通りに動かせなくなる」に変異させてください。
 その後、ロールプレイに進みます。
・ふたりとも失敗した
 遺品を見つけることはできましたが、ふたりとも火の玉に触ってしまいます。 
 ふたりはそれぞれ、フラグメントボックスからフラグメントを1個選び、
「忘却」にチェックを入れてください。
 次に、フラグメントを
「変異:体の一部に力をうまく入れることができない → 火の玉が触れた箇所が思い通りに動かせなくなる」に変異させてください。
 その後、ロールプレイに進みます。
ロールプレイ指針
 このチャプターのシフターは自然体に近い状態です。
この町から脱出するために、ふたりで協力しましょう。
結末
 見つけた手がかりは、外側が劣化した革製の鞄でした。
中身を確認してみても、砂利と壊れて小さくなったプラスチックの破片があるばかりです。
唯一見つけることができたのは、破り取られた本の一ページのようなもの。
そのページには絵が描いてありました。
<絵の描写>
『円形の鉄塔の頂上に人が集まっています。
十字の影に切られた満月が上から人々を照らし、
人々が輪になって集まる中央には、巨大な炎が灯台のように燃えています。
鉄塔の下は海ではなく、上方の月と鏡写しのように夜空が広がっていました。
その夜空にも月があります。そちらは綺麗に丸い満月です。
上方にある十字の影を抱いた月に反するように、2つ目の月が描かれていました。』
 シフターはこのページを見て気がつきます。
この2つある月のうち、下の方の月目掛けて飛び込めば戻れるのではないか、と。
この町にある鉄塔は、岬にある奇妙な形をした塔ひとつだけです。
 今度はここまできた道を戻らなければなりません。
ふたりはお互いを気遣いつつ、鉄塔に向かいます。
▼チャプター3「悦びは空にうかぶ」 異界深度7
チャプターのあらすじ
 ふたりは塔を目指して歩いているうちに、港にたどり着きます。
 雲が切れて月の光が差し、辺りを照らし出しました。
それは冷たくもこの世のものとは思えないような、ひどく美しい光景でした。
月には無上の悦びが約束されていると、誘惑してくるような。
 月の光を浴びたシフターは、昨日の出来事がフラッシュバックし、
誘惑に抗おうとうずくまって動けなくなります。
 シフターはバインダーの助けによって正気を取り戻した後、
ふたりで遊ぼうと声をかけた本当の理由(ストーリーフラグメント「自己嫌悪」の内容)を
打ち明けます。
状況説明
 墓地から鉄塔へは下り坂です。
上りよりは多少マシな道のりです。ふたりは黙々と移動できるでしょうか。
プレイヤーも含めて、お菓子休憩をしてもいいかもしれませんね。
 住宅街を通っている途中、家々はみな室内の明かりが落とされていました。
家に飾られていた松明もありません。人気も明かりもなくなりました。
住民は鉄塔に向かったのでしょう。祝祭の始まりです。
 ふたりは歩き続けて、ようやく開けた場所にたどり着きました。港です。
波止場に漁船が繋がれています。ここも人の気配はありません。
こころなしか、宙を漂う緑色の火の粉が増したように感じました。
 ここで、海面に月の光が差します。
 おだやかに波の音が響くなか、
飛沫をあげて打ち寄せる波間が照らされ、粉雪が月明かりを浴びて輝きます。
 こんなに、月を意識したことはないでしょう。
思わず見上げてみれば、月がまるで雲を押しのけて近づいてきているかのように、
その周囲に雲が見当たりません。
 視界には小粒の雪と蛍の光のような火の粉、陰ることがない月。
 バインダーですら感じ取ります。
この月には無上の悦びが約束されている、と。手を伸ばし掴み取りたくなるような。
 我に返ったバインダーがシフターに声をかけようとしたとき、
その相方が座り込んでうつむいていることに気がつきます。
 シフターは自らの身体を抱きしめて首を横に振ります。
何かから目を背けるように、なにかから抗うように。
 シフターは事前に決めたストーリーフラグメント「自己嫌悪」の詳細を元にして、
判別できないような声でつぶやき続けます。
シフターの体を支える(手を繋ぐ)
・ふたりのすぐ側に、あの白い筒があります。月から振ってきたのでしょう
・バインダーとシフターの感情がお互いに共有されます。
 シフターの混乱して苦しんでいる感情も、バインダーの助けたい気持ちも。このときだけ共有されます
判定
「シフターを落ち着かせる」難易度:7
 シフターは白い筒に向かって走り出さないように耐えようとしています。
 バインダーは、シフターの側にいて支えてあげましょう。
たとえ言葉を尽くすことはできなくとも、側にいて背中を擦ってあげるだけで楽になるでしょう。
・ふたりとも成功した
 バインダーの助けによって、シフターは正気を取り戻します。
 ロールプレイに進みましょう。
・バインダーだけ成功した
 バインダーの想いはシフターに届いた……のでしょうか。
シフターはバインダーに体を支えてもらいながら、なんとか立ち上がります。
 しかし、シフターの顔はどこか浮かない様子です。別のことを考えているように見えます。
 シフターのフラグメントボックスからフラグメントを1個選び、「忘却」にチェックを入れてください。
そして、フラグメント1個を「変異:止まらない内省→ 過去のことを次々と思い出してしまう」に変異させてください。
 その後、ロールプレイに進みます。
・シフターだけ成功した
 バインダーはシフターの感情に飲み込まれてしまいます。
シフターはバインダーに体を支えてもらいながら、なんとか立ち上がります。
 シフターはバインダーの様子が変わっていることに、気づくことはできるでしょうか。
 バインダーのフラグメントボックスからフラグメントを1個選び、「忘却」にチェックを入れてください。
そして、フラグメント1個を「変異:蛮勇 → パートナーを守るために無茶ばかりする」に変異させてください。
 その後、ロールプレイに進みます。
・ふたりとも失敗した
 バインダーの想いはシフターに届いた……のでしょうか。
シフターはバインダーに体を支えてもらいながら、なんとか立ち上がります。
 しかし、シフターの表情はどこかうつろです。
心が別のなにかに囚われ続けているように見えます。
シフターのフラグメントボックスからフラグメントを2個選び、「忘却」にチェックを入れてください。
 次に、ストーリーフラグメントを「変異:自己嫌悪 → 自罰的な感情に囚われる」に変異させた後、
それ以外のフラグメント1個を「変異:止まらない内省 → 過去のことを次々と思い出してしまう」に変異させてください。
 その後、ロールプレイに進みます。
ロールプレイ指針
 シフターは月の影響を強く受け、精神を汚染されます。
 バインダーと会話することは可能ですが、自分の正気を保つのに精一杯です。
もしこの異界にひとりだけだったら、シフターは帰ってこれなかったでしょう。
 理性が揺らいでいる今、シフターがふだん抑えている欲求や弱み、
バインダーに対する想いを溢れさせてもいいかもしれませんね。
 この場面は錯乱するだけにして、シフターが正気に戻った後に歩きながら話してもよいでしょう。
 ふたりのキャラクターや関係に合わせて、自由に遊んでみてください。
結末
 ふたりは白い筒から離れて、鉄塔へと歩きます。
 もしバインダーがシフターに触れていれば、
・月が桃色に染まり、十字型の月食が起きていること
・この町全体に、巨大な十字の影が落ちていること 
以上がわかります。シフターが見えている光景の共有です。
 歩きながら、シフターはバインダーに打ち明けます。
ふたりで遊ぼうと誘った本当の理由を。
シフターが何を"失敗"したのかを。
本当はバインダーに相談しようと思ってたのに、それが今の今までできなかったこと。
 帰りの電車の中で自己嫌悪しながら、「何もかも忘れて幸せになりたい」と願ってしまったこと。
そのせいで、バインダーを巻き込んで異界に来てしまったのかもしれないと思っていること。
 シフターはバインダーに謝罪します。
 
 そして、ふたりは鉄塔へたどり着きました。
▼ファイナルチャプター「幸せは空にうかぶ」 異界深度8
チャプターのあらすじ
 ふたりは鉄塔を登り、塔の上にたどり着きます。
 塔の頂点は祭議場となっていました。
そこには祝祭に参加する住民たちが集まっていました。彼らはふたりも参加すると誤解します。
 異界の出口とあるひび割れは、塔の縁から下をのぞいた先、逆さまに映った月にありました。
ふたりが飛び降りようとすると、心配した周囲の住人たちが止めてきます。
 それでも、妨害を回避したふたりは塔から飛び降りて異界から脱出します。
状況説明
 町はずれの岬に、高さ40mの鉄塔がありました。
太い針金で編まれたかのように鉄さびた鉄塔は、下が細く、上面は広くなっています。
まるでこの塔そのものが聖火塔であるかのように。 
 その鉄塔を囲むように、各地に散らばっていた白い円筒が地面に突き刺さっています。
捕らわれた者は幸せそうに笑っています。
 ふたりはそれらに心を囚われないように気をつけて、鉄塔を上り始めます。
中は螺旋階段です。靴底が鉄を鳴らす高い音が響きます。
 やがて、頭上から詩が聞こえてきました。
どこの言語ともわからない、聞き覚えがない抑揚の詩です。
 それでも進み続けると、ふたりは塔の頂上にたどり着きました。
 塔の頂上は金網でできていて、少しの振動で揺れる簡素な作りでした。
屋根も柵も無く吹きさらしの状態。金網は雪で濡れていました。雪そのものは止んでいます。
 中央に、緑色の松明を持った人々が集まっていました。
彼らは詩を口ずさみながら、備え付けられた聖火台に火をくべ終わるところです。
 ふたりの頭上には雪雲の上に出てしまったかのような、満点の星空が広がっています。
頭上の月は地上で見たときよりもさらに大きくなり、
バインダーの眼にも十字の影がはっきりと見えます。
 シフターはバインダーに鉄塔の下をのぞくように促します。
バインダーが確認すると、そこは地表ではなく、反転したかのような夜空がありました。
 ふたりは宇宙のただ中に放りだされたような、足元がおぼつかない感覚を覚えます。
気をつけないと、うまく歩くことができないでしょう。
互いに落ちないように体を支える(手を繋ぐ)
・もう一つの月が見えるようになります。この月に十字の影はありません
・月に異界のひび割れが重なって見えます
・ふたりが支え合ったことで、感覚が正常に戻ってきます
判定
「参加者の妨害を退けて、ふたりで鉄塔から月へ飛び降りる」難易度:8
※この判定は「ふたりとも成功した」になるまで終わりません。
 GMはそのことを、伝えてから判定を開始しましょう。
 祝祭の参加者たちは下をのぞいているふたりに気がつき、
ふたりが飛び降りて死ぬつもりだと思い込みます。
 それを防ぐため、彼らは善意の気持ちから取り押さえようとします。
・ふたりとも成功した
 ふたりは妨害をかわし、意を決して夜空に向かって飛び込みます。
ひとりで足を踏み出すことができなくとも、ふたりなら勇気が出るかもしれませんね。
 これが最後の見せ場です。
バインダーはシフターを連れてこの異界から脱出しましょう。
 ふわりと浮いた体は、いつまでもどこまでも落下していきます。
やがて、何も見えない暗闇に入り、ふたりの意識が途切れます。
アフタートークへ進みましょう。
・どちらか一方だけ成功した
 失敗した方が祝祭の参加者たちに取り押さえられてしまいます。
ひとりで帰るわけにはいきません。
 残された方が人混みをかき分けて救い出します。
 シフターかバインダー、どちらかのフラグメントボックスからフラグメントを1個選び、
「忘却」にチェックを入れてください。
 次に、フラグメントを「変異表:外傷」の結果に変異させてください。
どちらが変異するかは、相談して決めて大丈夫です。
 その後、ふたりでもう一度この判定に挑んでください。
・ふたりとも失敗した
 ふたりとも、祝祭の参加者たちに取り押さえられてしまいます。
もう出ることは叶いません。
 祝祭は進み、頭上の月は明らかに近づいてきています。
 迎えの時が来ました。月から、白い円筒が次々と降り注ぎます。
参加者たちはその筒に乗り込んでいきます。
 ふたりも筒の中に無理矢理押し込まれそうになりましたが──。
 ここで、ふたりの視界が白くなります。
開けると、そこはもとの儀式場。儀式の進行は聖火台に火をくべ終わるところでした。
まるで時系列が前に戻ったかのようです。
 シフターかバインダー、どちらかのフラグメントボックスからフラグメントを2個選び、
「忘却」にチェックを入れてください。
 次に、フラグメントを「変異表:外傷」と「変異表:体調の変化」の結果に変異させてください。
どちらが変異するかは、相談して決めて大丈夫です。
 その後、ふたりでもう一度この判定に挑んでください。
 
結末
 月に飛び込むと、ふたりは現実世界の駅に戻ることになります。
 異界からの脱出は成功しました。無事かどうかはともかく。
 それでは、アフタートークに進みましょう。
▼アフタートーク
結末の分岐
 バインダー、シフター共に「忘却」にチェックが入っていないフラグメントが1個でも残っているなら、
そのキャラクターは元の世界に戻ってくることができます。
 しかし、すべてのフラグメントを忘却していた場合、
そのキャラクターはこの異界に残ることを選びます。
 この場合、生還した側は元の世界に戻る前に夢を見ます。
緑の燐光を放つ火の粉が舞うなか、鉄塔の頂上でふたりだけ。
異界に残った側は満月を背景にして、あなたへ幸せそうに笑いかけます。
そして、あなたに別れを告げるでしょう。
変異への抵抗
 無事に生還したなら、変異への抵抗を行い、フラグメントを取り戻しましょう。
 元の世界に戻ったことで、異界の影響によって一時的に変異していた精神や肉体が自然と元に戻ります。
 ルールブック(アフタートーク・その1 P.119)に従い、変異への抵抗処理を行ってください。
現実世界の変異について
 異界で起きた変異が治せなかった場合、それは元の世界に戻ると回復しているように見えます。
しかし、それは一時的なものです。
 日常生活の最中、回復したはずの変異が蘇ることもあるでしょうし、
別の異界に囚われたときに変異が再発することもあるでしょう。
ロールプレイ方針
 変異への抵抗を終えたら、元の世界に戻った後のロールプレイを始めましょう。
 ふたりは駅の構内で目を覚まします。
そこはホームのベンチでした。幸いなことに、ふたり以外の人影はありません。
 雪は降っていないですし、宙を舞う燐光もありません。
無事に、ふたりは元の世界に戻ってきたようです。
 ここからどうやって帰宅するのか。それとも朝まで呑み倒すのか。
それはふたりの関係性にお任せします。
 生還、おめでとうございます!
フラグメントの追加
 ロールプレイを終えたら、新たなフラグメントを1個取得することができます。
ルールブック(アフタートーク・その2 P.120,121)に従い、ふたりで話し合ってみてください。
 フラグメントの内容は自由に決めて構いません。
 ふたりの思い出や決意、あるいはパートナーが褒めてくれた容姿だったり、
一度は変異で失ってしまったフラグメントを取り戻しても問題ありません。
 ちなみに、セッションの感想を「シナリオのタイトル」と一緒にSNS等で公開すると、
ふたりは1個ずつ「シナリオタイトルと同じ名前のフラグメント」を得ることができます。
 もしこのセッションがふたりにとって楽しいものになったのであれば、
ぜひ思い出話やパートナーののろけ話を公開していただければ幸いです。
あとがき
 このシナリオは、クトゥルフ神話TRPGシナリオ「楽園の月」をベースに、
アンサングデュエットVer.に改変したものです。
 多少似ているところはありますが、雰囲気や世界観も含めて、まったく別のシナリオです。
もしよろしければ、ベース作品の方も遊んでみてください。
 今回のシナリオは、SUPER BEAVERの楽曲「嬉しい涙」を聴いているうちに主題が決まりました。
すてきな楽曲です。歌詞を確認しながら聴いてみてくださいな。
 このシナリオを遊んだふたりが、どんな形であれ喜びを掴み取っていることを願います。
Latest / 1,055:12
04:50
流音
そうはいっても、公式のシナリオ構文を確認しておこうと思ったので、「よめる」を開いてます。
52:33
流音
自分のシナリオを見返してるんですけどね。
52:51
流音
想像以上にクトゥルフで笑ってます。どこまでこの要素を薄めましょうかね……w
60:43
流音
自分のシナリオが、脅威に常に追われ続けるタイプじゃなかったことに気がついて、どう改変しようかなーと思ってるところです!
64:11
流音
風景お散歩系アンサングデュエットに舵を切ってもいいかもですね。
75:16
流音
そのまま移植すると、あたりまえですが探索者になってしまいますね。あっはっは。
78:14
流音
老人の役割をシフターに担わせてもいいんですけど、なぜかわかるぞ! もあんまり好きではないので、どうしようかなーと思ってます。とりあえず、やりたいシーンを抜き出してる作業してます。
108:21
流音
新たなフラグメント = クトゥルフ神話知識
119:26
流音
まあ、まったく同じも面白くないので!
119:42
流音
ちょっと気合い入れていじっていこうと思ってます。
127:31
流音
ココアくんできました。おいしい。
143:42
流音
散歩シナリオで、判定をどうやっていれるか。
147:33
流音
老人……いらないのでは……。
160:26
流音
なぜ手を繋がないと異界の姿が見えないのか……!
160:47
流音
まあ、そこはふたりの解釈に任せましょう。
195:59
流音
仮題でもいいので、タイトル考え中です。
203:34
流音
仮題が決まったので、今日は一旦止めまーす!
208:36
流音
再会していきまーす!
354:09
流音
ロールプレイ指針は書くにしろ後回しにしようと思ってます~。
354:24
流音
まずは状況説明と判定をすべて埋めてしまおうかと!
456:37
流音
隠しきれないクトゥルフ神話要素……。
497:19
流音
チャプター3がいちばんやりたいシーンみたいなところがあるので、とても楽しいです。
503:47
流音
そろそろお腹がすいてきたので一旦とめまーす!
564:46
流音
時間切れになったのでここまでにしまーす!
635:10
流音
タイトルをひらがなにするかどうしようか考えてます!
636:31
流音
漢字でよさそうですね!
678:45
流音
サンプルシフターのキャラクターを考えねばですね!
732:31
流音
ロールプレイ方針は書いてないのですが、ひとまず遊べるレベルまでまとまったので〆ます! ありがとうございました~。
762:03
流音
ロールプレイ指針って何をかけばいいんだろうか
767:24
流音
ロールプレイ指針とは、書いても書かなくてもいいものっぽいですね!
768:22
流音
意味の通り、どういう方向性でロールプレイをすればいいかわからない人向けの参考描写っぽいです。
770:30
流音
初心者向けってことですね。たぶん!
789:26
流音
駅員=運転手
791:26
流音
運転手は駅員?
818:31
流音
ちょっと離席しまーす!
839:33
流音
今日はここまでとしまーす!
915:14
流音
眠くなってきたので終了でーす!
1,052:39
流音
よし、できました!!
1,052:59
流音
できたので終了します。あとで、誤字脱字チェックだけしますね~。ありがとうございました!
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向き
アンサングデュエット「幸せは空にうかぶ」
初公開日: 2021年01月10日
最終更新日: 2021年03月07日
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シナリオ公開しました。
遊ぶときはこちらを読んでくださいな。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14850914
以下、執筆中の文章。
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TRPGのシナリオを執筆配信してます。
システムはアンサングデュエットです。
当然ながらネタバレ注意です! 再配布もダメですよ。
執筆が止まっているときは、資料を読んだりネタだししたりしてます。
何かしらコメントもらえると嬉しいです~。
インセイン「はじめましてをもう一度 -Puppets of Fate-」シナリオ執筆配信
TRPGのシナリオを執筆配信してます。→書いててしっくりこなかったので、現在凍結中です! 下は描いて…
流音
インセイン「EgoPhobia」シナリオ執筆配信
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流音
202105082205
ワゆめしょんせつ ゆうまの話
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散文を書き散らします。手が慣れてくるまで。
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