呪術廻戦の五条悟夢小説を書いています。アニメ知識しかないのでぐずぐずかも。
適当にコメントください。
五条悟の二人称はなんだ「君」か。「オマエ」はなに?高専時代?困る
「そこは絆される流れでしょ!!?????」
「ねぇ悟」
「あっはい」
「約束と違うよね?」
「怒んないでよ! 仕方なくない? だって惚れちゃったんだから」
悪びれもせずそんなことを言う悟に私は渾身の蹴りを叩き込む。まぁ当たらないけど。はぁ〜殴らせろ、絶対にお互いを好きにならない約束で婚約者のフリをするって話だったのにさ!?
私はとても困惑していた。齢15歳の子どもがする顔じゃないだろってくらい困惑していた。目の前に御座すのは私と同い年で今後は主人となる男、五条悟。
「えーっと……悟サマ、もう1回言ってください」
「え、だからさ、婚約しようぜって」
「……分かんないっすね」
「よくね? 俺ら周りから見たらいい感じにお似合いだろ。ていうかオマエと婚約しなきゃどっかの女あてがわれる」
言わんとすることは分かる、と思う。確かに私は彼には及ばないもののそれなりの力を持つ呪術師で、見た目も悪いわけではない。こいつの隣に並んでなお美貌かと言われれば全速力で首を横に振るが。
「オマエだったらさぁ、昔っから隣いるし? ほぼ家族じゃん。ぜってー惚れない自信ある」
「ほー言ってくれるな悟」
「あ、タメ口きいたー」
「やべ」
一分家の跡取りですらない私がなぜこんなに仲がいいのかと問われれば、幼い頃遊びで殺し合いした結果仲良くなったわけだが、それは今置いておこう。ちなみに大人に見つかったら死ぬほど怒られるので、普段はちゃんと敬語を使うようにしている。ただどうしても「悟様」呼びに鳥肌が立つので敬意のこもっていない声で呼んでいるわけだが、まぁ悟はにやにやして喜んでるからよしとしよう。マゾか。
「それでどうするんですか。どうやって説得するんですか」
「オマエに敬語で話されるとぞわっとする」
「おい話進まねぇからとっとと言え」
まぁ要するに、なんて悟は腕を組む。いちいち絵になって腹立たしい。お前から顔取ったらなにも残らねぇくせに! 顔のせいで大体全部許されてるのなんで!?
「まほら、そこは俺がテキトーに」
「人間性のごとき適当さ」
「適当でいいんだよめんどくさいから。ていうかたぶん文句言われないと思うんだよね」
「そう? もっといいとこのお嬢さんと結婚してほしいんじゃない?」
「いや、最近俺めちゃくちゃ暴れてたからここらへんでなんか俺の言うこと聞いて貸しみたいにしたいと思う」
ああそういえば、暴れていたと聞いたような。私は私で修行の身だからそんなに頻繁に遊びに来ていたわけじゃないし、噂程度の話だったけれど。
「じゃあまぁ偽婚約者ってことね?」
「そうそう」
「いいけどさ……これで私が大人に嫌がらせ受けたらどうしてくれんの」
「うーん……燃やすか?」
「燃やすのは得意だけどね、そりゃ」
いけないまた話が逸れる。私はぶんぶん首を振ってまた口を開いた。
「じゃ、確認ね。私があんたの婚約者として振る舞う。そして私たちはお互いに家族に対する親愛しか持ってない」
「だから、別に他に好きな人ができてもオッケーってこと。遊んでもいいよ?」
「あんたと一緒にすんな。私は普通に好きな人と結婚したいから。あと五条家とかマジでめんどくさすぎて無理、花嫁修業とかさせられそう」
「あー、オマエ習い事嫌いだもんな」
見た目こそお淑やかそうに見える私だが、とても不器用である。料理も苦手、裁縫したら指が血塗れ、華道とかなにがすごいのか一切分からない。その辺もそつなくこなしている悟はすごいなと思うが、性格ですべてが台無しだ。あんたは0か100しかないのか。
「まぁ俺も結婚するなら好きになった人とがいい」
「え、あんた人のこと好きになれるの?」
「は? なるわたぶん」
「たぶんじゃん」
悟はしばらく唸っていたけど、結局また「たぶん」と言った。
「って話だったろうがバカ悟!」
「いってぇ! そこは絆される流れでしょ!?」
お、当たった。無下限解除してたのかな。よしよしよくやった過去の悟、お陰で一発叩き込めた。
なんか戯言叫んでら。
「すぐ手が出るくせどうにかした方がいいと思いますー! 暴力反対!」
「うるせぇ黙れクソ野郎」
「僕そんなキレられることした!?」
「や、昨日まで任務続きで疲れてたから」
「つまり八つ当たりねオッケーオッケー、僕ってばナイスガイだから包み込んであげる」
「きっっっっっっっしょ」
う、傷ついた! なんて大袈裟に言いながら悟は胸を抑えてうずくまる。いいぞそのまま気絶しろ。
八つ当たりが半分、混乱が半分なわけだけど。なんつったさっきこいつ。
「ていうか絶対惚れないとか言ってなかったかあんた」
「言ったけどね!? 言ったけど好きになっちゃったもんは仕方なくね!?」
「え、ごめん普通に疑問なんだけどなんで?」
悟はふむ、と腕を組んで、そしてにんまりと笑う。
なんか聞いちゃいけないこと聞いたなこれたぶん。今から逃げられるか? 伊地知にこいつ押し付けて逃げようかな。
「つーまーりー、好きなとこ教えてあげればいいわけ?」
「あごめんなさいやっぱいいです悟サマ」
「あっは、慣れない敬語使って逃げようとかウケる。まぁいいじゃん、聞いてよ。ね?」
全力で逃げたい。もう一発叩き込んで逃げたい。なんか藪蛇つついた絶対つついた。帰りたい。あったかい我が家は待っていないけど帰りたい。
「別れようマジでほんと」
「え、無理」
「なぜ!?」
「決定権あるのどーっちだ?」
語尾にハートマークでも付きそうなくらいわざとらしく明るい声で悟は言う。ああそうだった、こいつ私のご主人様でもあったんだった。
「あれ、先生? なにしてんの?」
よっしゃナイス悠仁くん。これでどさくさに紛れて逃げよう。
「五条先生に……ああ、お久しぶりです」
「久しぶりだね、恵くん。ところでこいつ任せていい?」
「いや、困ります」
「うんうんありがとう恵くん、それじゃあね」
最悪焼き払ってでも逃げる、どうせ悟は生徒を守るのを優先するはずだからそれで逃げられる。
こっちは腐っても一級術師、恵くんと悠仁くんはひとたまりもない。
「まぁいいや、今は逃がしといてあげるよ」
今はっていうのが激しく引っかかるけどまぁなんか逃げられそう! よし!
心中でガッツポーズをしながら私は全力でその場を離れた。
「じゃあね悟、さっきの話は二度と持ち出さないでよ!」
「それは無理な相談~。じゃあね、気をつけて帰れよ」
そりゃどうも、と小さく笑って私はその場を離れた。いやもうほんと五条家の嫁御とか無理過ぎて死ねる。
あんな堅苦しい旧態依然な家に入れるかっての。嫌がらせ受けるの目に見えてるし。
「せんせー、あの人誰だったの? 彼女さん?」
「おっしいねー悠仁、婚約者だよ婚約者」
婚約者ぁ!? と悠仁は叫ぶ。そんな話は聞いたことがなかった。
「え、おま、お前知ってた? 伏黒」
「知ってるに決まってるだろ。よく稽古もつけてもらった。一級術師だよ、あの人は」
「一級……」
「そうそう、悠仁と同じ年の頃からの婚約者。まぁその前から仲良かったけどね」
「でも先生、俺が聞いた話だと、偽の婚約者ってことでしたけど」
「げ、あいつそんなことまで話してんの?」
「知ってるのは俺くらいだと思いますが」
悠仁は話がぶっ飛びすぎていてよく分かっていない様子だ。
呪術だなんて一切の関わりがなかった一般庶民からすれば、そもそも五条家とかいう巨大な家の存在すらよく分かっていないのに。
「お互い絶対に惚れないって約束で偽婚約者になってもらったんだよねー、あいつは本当に好きな人と結婚したいとか言ってたから。僕としちゃどうでもいいんだけど」
「五条先生、あの人のこと好きなんだ?」
「そ、うっかり惚れちゃった。まさか僕もさ、物心つく前から一緒にいたやつに惚れるとは思ってなかったけどね?」
家族みたいなものだと認識していたのだ。でもまぁ、好きになったものは仕方がない。
「じゃあさ、先生。これからどうすんの? あの人先生に全然惚れてなくない?」
「そーなんだよねー、どうしようね?」
「いや、大人しく諦めてあげればいいんじゃないですか……」
「それは無理」
なんていっても彼は五条悟なので。ほしいと思ったら手に入れたいタチなのだ。
「あ、いいこと思いついた」
「なになに?」
「ろくでもない気しかしないけど、なんすか」
「こんな簡単なことじゃん。僕に惚れさせる」
輝いた顔の悠仁とは対照的に、恵ははぁと大きなため息をついた。
「なんでため息つくの恵」
「や、ちょっとした安堵で。決定権は自分にあるからもう結婚してやるとか言うかと思ってました」
「僕のことなんだと思ってんの! そんなことしないよ」
だって、と悟はにんまり笑う。ぞわりと2人の肌が粟立った。
ぞくりとするほどの感情だ。殺意ではないけど、それに近い、重苦しいなにか。
「そんなことして嫌われたくないからね」
軽い調子の声と、その雰囲気がまったく合っていなくて。悠仁と恵は思わず彼女の身の安全を祈ってしまった。
「あ、おかえり」
きっかけ、というかなんというか。悟はただおかえりと言われただけで不意に恋に落ちた。
それは結構最近のこと、なんなら「好きになっちゃった」と告白をかますたったの3日前だったのだ。
「……なんでここにいんの?」
「鍵持ってるからだけど」
「そりゃそうだけど、そうじゃないよね」
各地に点在するセーフハウスではなく、悟が一番滞在しているいわば彼の「家」に彼女はいた。ここは完全に悟のテリトリーだから悟と彼女以外は場所も知らない。
信頼しているから彼女に鍵は渡していたが、来たのは初めてではないだろうか。
「なんか今回の任務しんどかったんでしょ」
「誰から聞いたの」
今回は久しぶりにしんどかった。敵が強かったわけじゃない、救えなかった人間があまりに多かっただけだ。
多少の犠牲を払う覚悟はもちろんある、が。何の罪もない子どもが何十人も死んで、それを悼まないほど悟は感情の死んだ人間ではない。
「聞いたって言うか、報告書見ただけ。お疲れ。買ってきたやつだけどご飯あるよ」
「あー、オマエ作るのへったくそだもんな……」
「下手まではいかないけどね? 一応否定させてもらうなら人並みくらいにはできるからね?」
食欲ないー、なんて喚いていたらおにぎりを口に突っ込まれた。悟は驚きに目を瞬かせる。
「食べなきゃダメに決まってんでしょ」
「しんどかったんだから甘やかせよ」
「これが私なりの優しさだけど。ほらちゃんと食べなさい」
食べなきゃまた口にねじこまれる。そう思って悟はちまちまとおにぎりをかじった。うん、コンビニのおにぎりの味。可もなく不可もない。
「ていうかなに、僕がしんどそうだからって来たの? 家から遠いだろ」
「まぁねー、でも私優しいから」
「どの口が」
ああ、好きになってしまった。悟はそんなことを思いながら目隠しを外す。好きにならないと言っていたのに。
恋は理屈じゃないとかそういう話は大嫌いだったけれど、残念ながら認識を改める日が来たらしい。
恋は、唐突だ。
「僕寝るから……」
「え、ベッド行きなよ」
「もう無理眠い」
居眠りなんて珍しい、と笑みを含んだ声を聞きながら、悟は目を閉じた。
ねぇ、僕は絶対に人前で居眠りなんてしないって知ってる? 珍しいとかじゃなく、たぶん世界中探してもオマエしか僕が眠ってるとき側にいたことがないんだよ。
偽婚約者として過ごしている子
主人公
悟と同い年で、幼い頃から悟に及ばないまでも優秀だった。タメ口名前呼び捨てなのは幼い頃にどっちが強いか決めようという話になり(きっかけは些細だった)ガチで殺し合ったから。どっちも怪我してめちゃくちゃ怒られた。
一級術師で燃やすのが得意らしい。火力が高すぎて周りを巻き込みがち。
悟に対して恋愛感情はない。家族くらいに思っている。悟も彼女も相手を「家族」と称してきたが、お互いに家族の温もりをよく知らないので、それが本当に「家族に向ける親愛」なのかは疑問が残る。
たぶんこの後悟にめちゃくちゃアタックされて2年後くらいに死にかけた瞬間に悟の顔思い出して自覚するし、死ぬ間際に悟が見えて「ごめんやっぱ私もあんたのこと好きだわ」と言って気絶する。目を覚ましたらしっかり助かっていてしかも悟がベッドの真横で眠っているので恥ずかしさが限界点を突破して病院の窓から逃亡を企てるもその前に悟に捕まる。
五条悟
彼女を本気で好きになってしまった28歳恋愛初心者(カノジョ笑は今までもいたけど)
上が色々押し付けてくんのめんどくさいなーでも虫よけで誰か置くにしても変に期待させたらそれもめんどいしなー。あ、ちょうどいいやついたわ。という感じで彼女に偽婚約者を依頼。当時は本気で家族としか思っていなかった。
ごく自然に自宅に彼女がいて「おかえり」と笑顔で言われたことでこれが親愛ではなく恋心であったと自覚する。
すごく必死にアタックするのに彼女がはいはいって流すから1年生ズに愚痴る姿がよく目撃されるようになる。ヤバイプレゼントランキングを1年生ズが作り始める。ちなみに
1位悟が持っている五条家での実権の約半分
2位マンション
3位ガチな指輪
という結果。2位3位は割と入れ替わるが1位はそろそろ殿堂入りさせるべきではと話し合われている。
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瓏橘
います聞こえてまーす!!!
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瓏橘
原作読んでないのに知識が増えていきます(ツイ廃オタクあるある)
29:48
瓏橘
マジすか誰ですかまたそうやって私の心を削っ......いやネタバレッッッでも知りたいッッッ
29:58
瓏橘
トレイ先輩wwwwwwwwww
30:36
瓏橘
だだだ大丈夫です待ちます...いいこなので待てます...
31:26
瓏橘
横山さんがいいですね最高って言う時ろくな事ない(察し)
32:22
瓏橘
続きでるまで復習しときます😇
36:31
瓏橘
誘拐して殺し合いさせる犯人みたいなこと言ってますね?????
53:51
瓏橘
張り合うんですねwwww
91:25
瓏橘
了解です!!!!お疲れ様でした!!!!
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初公開日: 2020年12月02日
最終更新日: 2020年12月02日
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とりあえず五条先生の夢(アニメしか見てないですごめんなさい)
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2021/01/22ショートショート いつもので
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2021/01/10ショートショート 錆びた楔は抜けない
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