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まいねーむいず　ミツイ

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いま声が出てるかもうるさいかも分かってません！ごめんな！！よかったら教えて！！

テスト配信です。ゆっくり書きます。

コメントくれたら声出します。出るかは分からない。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「そうですか……分かりました」

彼の返答はとてもシンプルなものだった。監督生が予想していた何とも違った。目を見開いて驚いた様子ではあったが、慌てるでも狼狽えるでも取り乱すでもなく、ましてや憤怒することもない。口元を押さえ黙り込んでからテーブルの上に視線を落とし、それからゆっくり目線を上げる。

「ぇ……」

「良かったですね。おめでとうございます」

そこで始めて自分の浅ましさに気づく。

もしこのことを伝えて、もしアズールが行かないでくれと、どうかこの世界に残って欲しいと一言でも言ってくれたのなら喜んで彼女は元の世界に帰らぬ選択を取れた。結局は自分で決めることが出来ず、その選択を彼に委ねていたのだ。

「故郷へはいつ？」

「ぁ、んと……来月の日曜に……」

「まあすぐにと言うのも無理な話ですしね」

「はい……」

「次の日曜の予定は？」

「いえ得には……でも、あの、アズールさん…」

「？　はい。何か？」

「……いえ」

「でしたら僕と街に出ましょう。」