一次創作を書いていきます。
『黎明の天鍵』という作品です。
日記パートの執筆は省略します。
時々手が止まると思いますが、その時は考えてるor休憩してるorトイレです。
執筆終了後はURL限定公開とさせていただきます。
趣味で書いている程度なので、変なところがあっても温かく見守ってやってください。
あらすじ↓(本文はその下)
”鍵”それは、人の心を繋ぎ、成長させる力――
自分勝手な天才、自由奔放な三つ子、殺し屋稼業だったムードメーカー、俺様気質の御曹司、日本を占めるヤクザのナンバー2、過去の清算を望む復讐鬼…
誰も予想しなかった、しかし必然であった彼らの出会い。
今、語り明かそう。
彼らの”英雄”と呼ばれる所以と、その成長の物語を――
リアルタイムで進行する、現代異能ファンタジーです。
以下、本文(続きからですので、それまでを読んでないよという方はエブリスタの方にそれまでの細かいストーリーがあります。URL→https://estar.jp/novels/25583580
戦闘シーンを書いていきます。
 ”金の鍵”
 それは、12種類ある鍵のなかで、最強と呼ばれる鍵。
 金を操り、造形し、時に体にまとい、悪魔を蹂躙する。
 そしてその扱える金の量は、倒してきた悪魔に比例するらしい。
 過去に存在したという金の鍵使いの中には、全身にまとって悪魔の間を高速で移動し、切り、裂き、灰の山を築いた者もいるとか…
(今日は、一人)
 3つ子の長男・金城涼河は、誰もいない校舎の中を一人で巡回していた。
 というのも、今日は人手が足りないからだ。
 市中の巡回に人手を割いている。
 やつらとの、第一の決戦のために。
 3つ子も含め、ほとんどのメンバーが単独で巡回している。
 さすがに、雄麻には流輝を付けたが…
 教室の確認を終え、ステンドグラスの光が照らす廊下に出る。
 そこで、妙な気配を感じ取る。
(…いる。どこかに)
 涼河は鍵を握りしめた。
 力を発露し、あえて相手に気配を気づかせる。
 そして、走り出した。
(どこでも…いい、けど。来い)
 教室を出て右方向へ走り、突き当りの階段を降りる。
 ショートカットするのに、手すりにつかまりながらぐるりと回し蹴りのようにして飛ぶ。
 そして、また次の手すりを掴んで、同じように、身軽に降りていく。
 1階の廊下に降り立ったところで、悪魔の気配が強くなる。
 涼河は急いで開けた場所を目指した。
(いつもなら、気にしない…けど、一人の時、狭いの、危険)
 ここから一番近いのは、廊下の吹き抜けだ。
 涼河はそこにダッシュした。
 障害物を最小限の動きで避ける。
(!来た)
 吹き抜けの廊下の、反対側。
 そこに、悪魔はいた。
 もやっとした体から、そう強くはない。
 悪魔は涼河を見つけ、体を引きずるようにずるずると音をたて、ものすごい勢いで接近してくる。
 涼河は金のつぶてを生み出し、けん制する。
 が、一応それなりの知能はあるようだ。
 避けて、払って、接近してくる。
(…やるか)
 涼河は刃を形成した。
 涼羽やほかのメンバーとは違い、飾りのない柄を持ち、構える。
 そして――
(…ここだ)
 静かに微笑み、腓腹筋と太ももの筋肉に力が入る。
 悪魔の動きがスローモーションに見えるほどの速さで迫る。
 殴りかかってこようとする悪魔の腕と思わしきものを避け、切り裂く。
 灰があふれ、何とも言い難い高音の悲鳴を漏らす悪魔に、涼河はさらに追い打ちをかける。
「っと…」
 壁を蹴り――いや、走り、そして…
「っしょっと…」
 小さくつぶやき、宙返りをして悪魔の上の空間へ。
 そして、金をサーベルのような先の尖った突きに特化した形へ変える。
「…消えて」
 冷たく、冷酷に、ハイライトの消えた瞳で涼河は言い放つ。
 次の瞬間には、3cmほどの灰の山ができていた。
「ふぅ…」
 一息つき、力を収める。
 灰は、鍵の特性があるために鍵に吸収された。
 涼河はポケットからスマートフォンを取り出し、メンバー全員にメッセージを送る。
 送った後は了解の返事を見届け、再びポケットに仕舞った。
「…」
 ステンドグラスには、傷一つついていない。
 一枚に触れ、何の気なしに撫でる。
(…こんなふうには、なれない…のかな)
 様々な色のガラスが集まり、美しさを奏でるステンドグラス。
(他人、だから…?)
 涼河は少し眉根を寄せる。
 色とりどりの光にあてられているのと、もともとの整った顔立ちからか、険しい表情でも綺麗さは健在だ。
(…いや、大丈夫。勝てる)
 頭によぎった嫌な可能性。
 正直、誰もがその可能性を考えている。
 しかし、負けると思っていたら勝てるものも勝てない。
 そう思って、誰もがその可能性を口にはしない。考えない。
(勝てる。練習、した)
 涼河はステンドグラスから手を放し、生徒会室へと戻った。
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一次創作書きます。
初公開日: 2020年06月09日
最終更新日: 2020年06月09日
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平日の夜ですが、一次創作を書いていきます。
作品リンクはこちら→『黎明の天鍵』 https://estar.jp/novels/25583580
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