二人共に満足して、というよりは限界を迎えて意識の底に落ちた時には既に外はうっすらと明るくなっていたと思う。
 うとうとと意識の波間を漂うような、ほんのわずかな休息。それでもふと意識が戻るたびに、隣に新八さんの体温があることに安堵して、それに擦り寄って再び目を閉じる。何とも言えない幸福を胸に広がり、体に感じる違和感と微かな疲労も溶けていくようだった。
 1,2刻程は眠っていただろうか、しっかりと差し込む陽の光と、人々が動き回る騒めいた空気に意識が覚醒する。
 ゆっくりと体を起こせば、何も身に着けていない体にいくつも残る痕と体内に残る微かな違和感。それに昨夜のことがはっきりと思い出されて思わず頬に手を当てた。隣を見れば新八さんはまだ眠っていて、起こさないようにそっと手を伸ばして散らかっている服へと手を伸ばす。
「…ん…」
 微かな声がして振り返れば、新八さんもゆっくりと体を起こし、こちらを見た。
 新八さんは、さらしへと手を伸ばした微妙な態勢のままでいた私に手を伸ばし、ぐいっと体を引き寄せてくる。その勢いに胸に顔を埋めてしまい、何も身に着けていないその感触にかぁと顔が熱くなった。
 抗議のために顔を上げれば、新八さんは嬉しそうに笑っていて、そのまま口づけてくるものだから、抗議の言葉がどこかに霧散してしまった。
 そのまま新八さんの手が体を這う。頬を撫でた手が肩を撫で、そのまま下へ下へと降りてくる。
 ぞくりと背中が泡立つ感覚に、思わず鼻にかかった声が洩れた。
 悪戯に彷徨う手はまだそのままだった胸をふにゃりと撫で、肩がひくりと揺れる。
 流されそうになっていることを自覚して、半ば無理やり唇を離すと、その胸から逃げ出した。
「やっぱ隠しちまうのか、それ。」
 私の手からさらしを奪い、悪戯っぽく笑うその顔はなんだか今迄になく穏やかで胸がきゅっと締め付けられた。
あー、すみません。ここまで。
うーん。。。なんか、しっくりこない。
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薄桜鬼 永倉×女夢主 第10章
初公開日: 2020年05月13日
最終更新日: 2020年05月13日
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薄桜鬼 永倉新八のルートが見たい!と自給自足で書き始めた話です。無印薄桜鬼沿いで、新八さんは変若水飲まん!という思いから誕生。それと千鶴ちゃんだとどうしても彼女を守る方向になると思い、オリジナル夢主です。苦手な方はお気をつけくださいませ。あとあれね、千鶴ちゃんにいかがわしいことできない。かわいすぎて…。
にかさに
思い付きのにかさに。気ままに書き進めます。 刀剣乱舞 にっかり青江×女主
如月あすか
刀さに にっかり青江×女審神者
前回やってた続き書きます。眠いので数分でダウンするかも。
如月あすか
魔法は物理で乗り切る素直クール
「題名の無い素直クール」でネタだししていたものを書いていこうと思います。
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