3_1を書く気分ではないので3_2から。
台詞はほぼ出来ていて行間を埋める作業なので遅筆具合がすごい。
何も書いていない時は何も思い付かなくて死んでる時です。
びっくりするくらいおもいつかないのでおわり
 行為の後、寝そべるフロイドを覗き込むと、フロイドは「なあにー? 金魚ちゃん」と笑いながら手を伸ばし、ボクの首元にそっと触れてきた。……これは癖なんだろうか。フロイドはボクに触れる時、高い確率でまず首に触れてくる。そのまま絞められることもあれば、今のように指の背で穏やかに撫でるだけの時もあって、これは一体何を目的とした行為なのだろうといつも不思議だ。
 ボクの返事を待ちながら優しく撫で続けている手に自分の右手を重ねて指を絡めると、フロイドは楽しそうににこりと笑って握り返してきた。今日は機嫌が良いみたいだ。
 今のフロイドになら、いつもは躊躇われて聞けないようなことを聞いてみても、機嫌を損ねることなく答えてくれるだろうか?
「……キミは、ボクが死んだらどうするのかな?」
「は?」
 フロイドからすると、意味のわからない突拍子もない質問だったのだろう。珍しく間の抜けた表情でボクを見上げてくるので、意表を突けたようで少しだけ気分が良い。
 右手はフロイドを繋ぎ止めたまま、左手でフロイドの首筋に触れる。
「ボクの首をよく絞めているだろう。もしそれで本当にボクが死んでしまったら、キミはどうするのかなと思ってね」
「苦しいし出来れば止めてほしいと思っているよ」
「えー。金魚ちゃんいつも気持ち良さそうにしてるじゃん?」
「……人を変態みたいに言わないでほしいな」
 反論すると、フロイドは
いつも絶妙に加減していて、本当に死んでしまうことなど考えていなかったフロイド。
「人魚はどうだか知らないけれど、ボクは人間だからね。キミがほんの少し加減を間違うだけで、呼吸が止まってしまうかもしれないよ?」
「金魚ちゃんが死んじゃったらかー、どうしよ」
まるで現実感がない。
「ボクにはやりたいことや、なりたいものなんかがあるからね。生きているボクは無理だけど……死んでいるボクなら、キミにあげてもいい。ボクを海の底に持ち帰ってもいいよ」
唖然とするフロイド。
「でも防腐処理を施していない遺体は、すぐに腐ってしまうね。水死体はグロテスクだと聞くし、海の底でぶよぶよになってしまったボクでもキミは愛してくれるのかな?」
次の瞬間、大声で笑い出す。
「あはは、やっぱり金魚ちゃん面白い」
持ち帰ってみたかった。赤くて小さい、きれいなきれいな金魚の亡骸を。
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twst/フロリド/3_2
初公開日: 2020年04月20日
最終更新日: 2020年04月20日
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遅筆の極み/めっちゃ短い雰囲気SS/いつ配信を止めるかわからない
twst/フロリド/3_1
遅筆の極み/めっちゃ短い雰囲気SS/いつ配信を止めるかわからない
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twst/フロリド/2
遅筆の極み/めっちゃ短い雰囲気SS/いつ配信を止めるかわからない
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